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イタリア/アンコーナ特派員ブログ 丹羽 淳子

イタリア・アンコーナ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2018年5月23日

イタリア人ですら理解していない駐車に関する交通標識の見方をお教えします


イタリア人ですら理解していない駐車に関する交通標識の見方をお教えします

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みなさん、こんにちは。アンコーナ特派員の丹羽淳子(にわあつこ)です。
イタリア旅行を何度か経験された場合、最初はバスや電車での移動でしていても、いつかはレンタカーでイタリアの街をめぐってみたいと思われる方が多いのではないでしょうか? 
実際、大都市以外の街を効率よく回るにはやはり自動車利用がとても便利で、私自身もこちらに来て間もなくして自分専用の車を購入しました。
私の住む町は住宅地なので公共機関のバスや電車も気軽に利用できるのですが、時間通りに運行していなかったり、乗継×乗継なんていう面倒な方法でしか目的地にたどり着けないことが多く、こんなに時間を無駄にするならばマイカーを持った方が良いと判断した上での購入でした。
しかしながら、ここイタリアではほとんどの車がミッション車。私の日本での運転免許証はオートマチック車限定だったため、さすがにイタリアの公道を運転したこともないミッション車で走る勇気はく、自宅近くで自動車教習所に入学し、筆記試験と路上試験を経て晴れてイタリアの普通自動車運転免許を取得したのです!
本来ならイタリア在住者は日本の免許証を提出するとイタリアの免許証が自動的に入手できる仕組みになっていますので、最近移住された方で、こんな経験をされている日本人の方はあまりいらっしゃらないのではないかしら? この甲斐あって、日本とかなり異なる交通標識もしっかり読み取ることが出来ます。

さて、やっとで本題ですが、イタリアの街を歩いていると、道端に停められた自動車の多さに驚いたことは無いでしょうか? 
駐車の仕方はもちろん、駐車場所など日本に比べると自由で、街中どこでも駐車可能なのか?という錯覚すら起こしてしまいそうになります。もちろんこの国にも駐車のルールはあります。
今回は駐車のルールについて簡単にご紹介しますね。このルール、イタリア人ですが理解していないことが多く、実際に私のパートナーもいつも間違ってばかり。ただ、街中の駐車スペースは駐禁係りの警察官がよく徘徊しているので、ムルタ(罰金)を課せられることもよくあります。ぜひ少しだけでも覚えてみてくださいね。
まず、駐車スペースにある「線の色」です。
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この写真の様に、基本的に"白""青""黄"の3色が存在します。
この3色の違いは、白は"無料で駐車できるスペース(条件がある場合があります)、青が有料の駐車スペース、黄色は利用者が限定された駐車スペースになります。
利用者が限定されているというのは、例えばその近くにある住居やオフィス専用の駐車スペースであったり、または身体が不自由な方や妊婦の方向けになります。
さて無料で駐車できるスペースなのですが、写真奥側に見える様に白線で囲われていることもありますし、囲われていないこともよくあります。
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この無料の駐車スペースですが無制限に駐車できる場合と、この写真の標識が指し示す様に"制限付き"の場合もあるのでご注意くださいね。
この標識の見方は"P "はPARCHEGGIO(駐車スペース)。
その下左側の図は"Disc Orario(ディスクオラリオ)"と呼ばれる、駐車を開始した時間を示すことができる時計の様な簡単な器具を表し、真ん中の鶴嘴が交差したマークはウィークデイを表しています。
因みにウィークデイとは日曜と祝日を除く平日の月曜日から土曜日まで。土曜日も含まれますのでご注意ください。日曜・祝日は十字架マークで記されます。そして一番右側の "Un Ora"は"1時間"という意味になります。
要は"この場所は、月曜から土曜の間は1時間だけは無料駐車可能で、その時間を算出するために各自の車にDisc Orarioを備えてから駐車してくださいね"ということになります。
下段にある時刻は、このルールが適用される時間帯になります。ですので、8:30~13:00、15:00~20:00までは、この1時間駐車可能ルールが適用され、他の時間帯は自由に駐車できるということになります。尚、"Disc Orario"が無い場合は、紙に自分が駐車した時間を大きく書いて車内に置いておいてもOKです。

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因みにこれが私の"Disc Orario"です。文房具屋さんで購入しました。
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こちらの写真は青線で囲われた場所に駐車する場合に見られる表示です。Pマーク下の左側のマーク、これは駐車メーターを表します。このマークがある場合は、近くにある駐車チケット販売機で駐車券を購入し、車内の見えやすいところに置いておかねばいけません。この場合も平日の8:30~13:00、15:00~20:00までがこのルール適用時間となり、他の時間帯は基本的に無料で自由に駐車できることになります。
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駐車チケットの販売機は道端にあります。料金の支払いは基本的に前払い制で、自分が駐車し続けるであろうと思う時間分の駐車料金を機械に投入すると、駐車可能期限の時間が表示されます。それを印字したチケットを受け取り、車のダッシュボードに置いておくだけです。10分、20分の駐車ならば、近くに警察官の姿が無ければチケット無しで駐車している人が殆どですけどね。駐車料金については日本とは比べ物にならないくらい安いと思います。アンコーナでは、大体1時間が1.20 euro 程度。30分間だけ注射する場合は、60 centisimi を支払うことになります。「駐車は基本的には道路に無料でする」ことが当たり前のイタリア人にとっては、このたった1時間1.20 euro でも、すごく割高に感じるようですが、私にとっては「やっすいわ~」という感覚です。
長々と書きましたが、ご理解いただけたでしょうか? イタリアでは驚くほど多くの警察官が駐車禁止取り締まり目的で徘徊しています。こちらで自動車を運転される予定がある方、ぜひ、覚えていてください。因みに、イタリアで自動車を運転する場合は、「国際免許証」が必要です。必ず出国前にご準備くださいね。また別の機会には、"これを知らずにイタリアで車は運転できない交通標識"についてご紹介させていただきますね。

では、素敵な夕べをお過ごしください。
Buona Serata.

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カテゴリー 交通・鉄道・航空
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  • 特派員プロフィール
  • アンコーナ特派員

    アンコーナ特派員
    丹羽 淳子
    イタリアのAISワインソムリエ資格を取得したことをきっかけに、2015年よりイタリア マルケ州に移り、伊人パートナーとの生活を開始しました。現在は数社のイタリア企業から依頼を受けワインや蜂蜜を日本に紹介するエージェント業や、日本からのお客様のアテンドや翻訳業務などを行っています。InstagramFacebookでも情報を配信しています。質問やご相談はお気軽にこちらまでどうぞ。 DISQUS ID @disqus_44jkIAWfDx

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