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イタリア/アンコーナ特派員ブログ 丹羽 淳子

イタリア・アンコーナ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2019年4月24日

No.64 筆者が実際に執り行ったイタリア式結婚式Italian Weddingのご紹介 Vol.4


No.64 筆者が実際に執り行ったイタリア式結婚式Italian Weddingのご紹介 Vol.4

みなさん、おはようございます。アンコーナ特派員の丹羽淳子(ニワアツコ)です。
イタリア式結婚式の記事もようやく最終回です。お付き合いいただきありがとうございました。
今回は挙式日当日の式次第を簡単にご紹介してみますね。
ちなみにエリアによって式の進行はかなり異なるようで、南部エリアだと数日間続くとか有名な話しとして知られていますよね。

私達の結婚式はもちろん一日完結タイプでした。
お食事(披露宴)の時間をランチタイムで設定するか、夕食の時間で設定するか、大きくツーパターンがあると思われます。
私達の場合は、日本からのお客様もお迎えするので、できるだけコンパクトに仕上げようということで、
お食事はランチタイムで設定してプログラムを組むことにしました。

まず11時から、件の古城で挙式です。
式を執り行うのは当然市長さんと思っていましたが、実際はBarolo市の何らかの役職に就いているお肉屋さんでした!
挙式と言っても、簡単な契の言葉と、結婚証明書へのサインのみですので、ほんの15分程度で終了です。
DSC00224.jpg

この方がお式を執り行ってくれたお肉屋さんの男性。隣の女性は役所で結婚式を担当されている方です。
特に自己紹介はなかったので、どこの誰れかもわからないんですよね。
式に関しては「好きにアレンジしてくれていい」と言うことで、途中で主人と介添人である主人の従姉妹のスピーチがありました。

式が終わって、建物の外に出たタイミングで「ライスシャワー」が待っています。
ライスシャワーだったり、花びらシャワーだったりといろいろありますが、我々はシンプルにライスシャワー。
と言ってもその準備も自分たちでする必要があります。
私は全く気が回らなかったので、何もしていないのですが、義母がすべて準備をしてくれました。
シャワーするライスも、予め綺麗に洗って乾燥させるという徹底ぶり。本当にありがたい。
DSC00270.jpg

男の子が手荷物、小分け用の袋や、その袋をまとめて持つための籠も前もって用意してくれていました。
お米の中には小銭が混ぜられていて、これからの生活に、"食"と"お金"に困らないようにという願いが籠められています。
参列した子どもたちは必死に小銭を集めていました。

P4289591.jpg

さて、式が終わってからですが、新郎新婦は写真撮影をしにでかけます。
私達も前もって決めていた2箇所へ向かって撮影です。

その間、列席者たちはどうするかというと、披露宴会場へ移動し、新郎新婦の到着を待つのです。
この待ち時間、びっくりするほど長いのが常です。
大体、2~3時間程度なのではないでしょうか。
ここでよく言われるのが「新郎新婦を待つ間、飲み食いせずに待たされた」という愚痴です。
イタリアの結婚式では、着席スタイルで食事をする前に、ビュッフエ形式での前菜タイムがあるのが常です。
そのビュッフェの準備も整った中で、ただひたすら待たされることになるゲスト...。考えただけでも悲惨です。

ということで、私達は写真撮影自体もコンパクトにした上に、私達の到着を待たずにビュッフェを愉しんで頂くようにスケジュールしました。ビュッフェの開始は12時半ころ。

DSC00297.jpg

野外でのビュッフェを楽しむ参列者の皆さん。
本当に悔やまれるのは、私達、新郎新婦がほとんどビュッフェを食べられなかったこと...。
皆さんからは素晴らしかったとお褒めの言葉をいただきました。

写真撮影を終えた私達が到着したのは大体13時半ころ。
30分程度は歓談し、その後、室内のレストランスペースに移動です。

14時から昼食がスタート。
ビュッフェでお腹は満たされているはずですが、なぜか食べれてしまうんですね。
メニューは前菜2皿、プリモピアット2皿、セコンドピアット1皿、そしてデザート。
日本のように余興やカラオケ、出し物は無く、みなで歓談して和気あいあいという感じ。
もちろん、余興を挟む結婚式もあるとは思いますが、日本みたいな硬い感じはなく、リラックスしています。

DSC00346.jpg

ケーキ入刀はお庭で...。何度も呼んでも誰れも気づいてくれませんでしたけど。
子どもたちがとっても可愛い!

そしてお食事の後は、イタリアですね。。。ダンスタイム!
食事後にアフターでお酒を楽しめるサービスを追加でセットし、場所を変えてDJの音楽に合わせて自由にダンス。

DSC00364.jpg

ゆっくりお酒を飲んでおしゃべりをするのもよし。
このときで18時から19時位。式の開始が11時でしたので、もうかなり長い時間を拘束していることになります。
ただ、この頃から自由解散的になり、予定がある人などは三々五々帰途につきます。
日本のように「今日はありがとうございました!」みたいなセレモニーは無し。

レストランが夜の営業を開始する20時にお開き!
みなさんをお送りして一日は終了しました。

もし、夕飯の時間帯で披露宴をセットするならば、食後のダンスタイムは丑三つ時までは続くのは間違いなしですね。

最後の参列される方の気になるポイントを2つについて。
参列時の服装ですが、ドレスや礼服から、きれいめカジュアルまで、幅広く受け入れられます。
男性ならジャケットにスラックス、女性なら簡単なワンピースなんかでもOK。
教会での挙式の際は、肌の露出のし過ぎは控える必要がありますので、
キャミソールや、チューブトップのようなスタイルの方は、羽織ものを用意することが大切です。

お祝いについてですが、これもエリアやその方々の習慣によって大きく異なります。
大体のイメージですが「食べる分だけは払っておこうか」という感じですね。
一人100ユーロから150ユーロ程度がほとんどでした。
お金を封筒に入れて、カードを入れて、披露宴中などに新郎新婦に手渡しします。
あと、当日の手間を省くために、新郎新婦が「入金用口座」を用意する場合があります。
例えば、新婚旅行に行く資金としてお祝い金を使いたい場合は、旅行会社が用意する専用口座へ、家具を買いたい場合は家具会社の専用口座へ、と、なかなか実用的に考えられています。

長くなりましたが、これが私が行った結婚式を元にしたイタリア式結婚式のご紹介です。
基本的にすべてを自分たちで決めて自分たちで段取りするスタイル。
日本に比べると手間がかかりますが、自分たちらしさが出せるので、とても満足できるものになりました。
意せずして、もうすぐ1回目の結婚記念日がやって来ます。またアルバムでも見直してみようかな。

結婚式はとにかく長いです。それだけは肝に銘じておいてくださいね!

それでは、またお会いしましょう。
Ci vediamo presto. Buona giornata.

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    アンコーナ特派員
    丹羽 淳子
    イタリアのAISワインソムリエ資格を取得したことをきっかけに、2015年よりイタリア マルケ州に移り、伊人パートナーとの生活を開始しました。現在は数社のイタリア企業から依頼を受けワインや蜂蜜を日本に紹介するエージェント業や、日本からのお客様のアテンドや翻訳業務などを行っています。InstagramFacebookでも情報を配信しています。質問やご相談はお気軽にこちらまでどうぞ。 DISQUS ID @disqus_44jkIAWfDx

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