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イタリア/アンコーナ特派員ブログ 丹羽 淳子

イタリア・アンコーナ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2019年10月23日

No.90 ウルビーノが誇る至宝のひとつ"Oratorio di San Giuseppe "


No.90 ウルビーノが誇る至宝のひとつ"Oratorio di San Giuseppe "

おはようございます。
この夏、またまたウルビーノに行く機会がありました。
同州内と言えども、距離にして片道80kmほどあり、なかなか訪れる機会がなく、
また、訪れたとしてもゆっくり見学して回ることができないのですが、
美術や宗教画にお詳しいお客様に帯同する機会があり、ウルビーノへの再訪となりました。

自分のためだけに訪れるのならば、予習もせず結果として「何も見ていない」という状況になるのですが、
今回はターゲットを前もってお伝えいただいたので、「どこで」「何を見るか」がはっきりしており、
これまで見たことも聞いたこともなかった場所を見学することができました。

まず1つ目は、Oratorio di San Gioseppe:オラトリオ ディ サンジョゼッペ です。
小さな写真を少し大きくしたので、画像が荒れていてごめんなさい。
20190808_114223.jpg

Oratorio:オラトリオとは何かといいますと、教会の一部に属した場所になり祈祷所です。
この建物建立は1500年初頭のこと。内部は1600年の終わりに再建され、
ウルビーノ出身の画家 Carlo Roncalli:カルロ ロンカッリのフレスコ画で彩られた室内は
今なお、その美しさに目を奪われます。

20190808_114830.jpg

天井にも隈なく描き込まれ、長く保存するのは本当に大変なことだろうな、、、と感心するばかり。

20190808_114903.jpg

そして、このオラトリオが有名な理由がこのスタッコ製のプレゼーペ。
プレゼーぺとはイエス・キリストの生誕のシーンを表現するもので、
ここでは、建物が立つ丘の自然なくぼみをそのまま利用して、
そのシーンを真っ白なスタッコ(化粧しっくい)で表現しています。

20190808_115241.jpg
ウルビーノ生まれのFederico Brandini:フェデリコ ブランディー二が1545年から1555年の間に制作。
宗教心が無くとも、純粋に「あぁ、きれいだな」と思える作品です。
小さな祈祷所ですが、ウルビーノにいらっしゃるなら来週ご紹介するもう一つのオラトリオともに、ぜひ訪れられてみてください。
入場料も両館共通になっています。

本日も良い一日を! Buona giornata.

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名前:Oratorio di San Giuseppe
所在地:Via Federico Barocci, 42, 61029 Urbino
TEL: 0722 910259
時間:10:00~13:00,15:00~18:00(日曜除く)
入場料:Oratorio di San Giovanni Battista と両館共通で€4

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    丹羽 淳子
    イタリアのAISワインソムリエ資格を取得したことをきっかけに、2015年よりイタリア マルケ州に移り、伊人パートナーとの生活を開始しました。現在は数社のイタリア企業から依頼を受けワインや蜂蜜を日本に紹介するエージェント業や、日本からのお客様のアテンドや翻訳業務などを行っています。InstagramFacebookでも情報を配信しています。質問やご相談はお気軽にこちらまでどうぞ。 DISQUS ID @disqus_44jkIAWfDx

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