No.121 シッビリーニ山脈麓にあるOsteria del lago へ

公開日 : 2020年05月27日
最終更新 :

皆さん、おはようございます。

先週からいつもの生活にかなり近づいた日々になりました。

仕事はリモートワークの方もまだ多いようで、朝晩の交通量などはまだ少なめ、スーパーも少し余裕のある状況ですが、町の空気や雰囲気は明るくなっています。

州内の移動も自由にできるようになり、先週末はマルケ州の南部エリアフェルモ県まで所用で足を延ばしてきました。

なかなか機会がないとでかけることはないのですが、こちらも私が住むエリアとは雰囲気が変わっていてすてきなエリアです。

山々に畑が広がり、小さな面積でいろいろと耕作物が変わる様子がパッチワークキルトのよう。ブドウ畑やオリーブ畑など、目の保養100%の景色を楽しむことができました。

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さて、ここ2ヵ月以上の自宅待機生活が明けての初の外食をいただく機会がやってきました。

地元の方とご一緒し、連れてきてもらったのが湖のほとりにあるこちらのレストランです。

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シッビリーニ国立公園のなかにあって、まさに自然のど真ん中。

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料理も地元の食材で作られたものばかり。

ここに来たなら必ず食べなくてはいけない「肉詰めオリーブフリット」の"Olive ascolane" と 「クリームのフライ」の"Cremini fritti" を前菜に。

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肉詰めオリーブに使われるオリーブは、このエリアでのみ栽培されるオリーブアスコラーナ(アスコリのオリーブ)で、大きくて味がしっかりしているのが特徴的。そして、クリームのフライは、なんと甘いカスタードクリームを揚げているもので、お菓子のようですがこちらではお酒のアテや前菜として振るわれます。

私が選んだのは、トリュフ入りのキノコタップリソースの自家製タリアテッレ。

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いや、もう本当においしい。

ボリュームも満点で、パスタもとても何もかもが満点。やはり、地のものをその場でいただくのに勝るものはありません。

主人は羊肉のフライパン焼きというものを選んでいました。

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こちらも、Vincotto と呼ばれるワインを使った調味料が隠し味で使われており、羊肉独特の臭みがほとんどなくすばらしいお味でした。

しかも、これだけの山盛りで€8。

アンコーナエリアとは値段が全然違います。

久々のお出かけでまだまだ開いていないお店も多いなか、すてきなランチがいただけて幸せでした。

またこれからも、ボチボチと外食を再開していきたいと思います。

2020年は海外からのお客さまを迎えることは難しいかもしれませんが、この時期からは町はどんどんヴァカンス的な雰囲気になっていきます。

またそんな様子もお伝えできるとうれしいです。

では、すてきな一日を!

Buona giornata a tutti!

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■Osteria del lago

・住所: Via San Ruffino, 1, 63857 Amandola FM

・TEL: 339 845 6083

・時間: 12:30~14:30、19:30~21:00

・定休日: 日曜日

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筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

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