No.122 6月最初の日曜日はアンコーナ南側の海辺へ
皆さん、おはようございます。Covid-19による影響ですが以前よりも最近は日本在住の方と連絡を取り合う機会が増えています。私の実家は関西エリアなのですが、30度を超えるような暑さになっているそうですね。ここアンコーナは5月から雨が多く、月曜日の今日はさっきまでは大雨でしたが、先週末の土日はお天気に恵まれ25度超え。この陽気に誘われ、町や行楽地には多くの人出が見られました。とはいっても、例年に比べるとまだまだ少なめですよね。これまでの「無人」な状況に比べるとたいそうにぎわっているように感じてしまいますが。
そうそう、2020年6月3日からイタリア全土での移動規制が解消されたのです。それまでは重要かつ必要な事情がない限りは他州への移動は制限されていたのですが、それが解除され、わが家にはさっそく他州からお客さまがやってきました。海のない州に住む彼ら、アドリア海が一望できるわが家のテラスで思いっきりリラックスしていました。
そんな彼らを連れて、せっかくなので海辺のドライブも楽しんできました。アンコーナにあるコーネロ山から南へと向かう海岸線にあるビーチです。地名で言うとPorto Recanati（ポルトレカナーテ）というエリアになります。
お昼をいただいたレストランのテラス席からアンコーナ方面を見ると、アンコーナのシンボル、コーネロ山が見えます。山の中腹からは雲がかかって頂上が見えていませんが。このあたりはSpiaggia Libera／自由な砂浜エリアで、皆それぞれがパラソルやチェアを持ち込んで無料で利用しています。
南側を見渡すと海と空が無限に広がります。
家からすぐ近くにたくさんの海水浴場があるってとても贅沢なことですよね。海水浴場の周りにはおもに魚介料理を提供するレストランが多く軒を連ねます。おいしいレストランを目指して、その近くの海水浴場を愉しむのもご一興です。いよいよマルケ州アンコーナの夏も本番です！
では皆さん、よい1日を。Buona giornata!
筆者
イタリア特派員
丹羽 淳子
イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。
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