No.142 サルディーニャ島7日目(Viaggio in Sardegna 7° giorno)

公開日 : 2020年10月19日
最終更新 :

皆さん、おはようございます。いよいよ明日にはアンコーナに戻るという最終日1日前。と言っても次の日はもともとは午後にフライト予定だったので午前中もゆっくりできるね、なんて言っていたら、離陸時間が数時間早くなってしまい、結局、空港までの移動時間を考えると何もできないという予定になってしまいました。

ということで、今日は旅を楽しめる最終日です。ここに来るまでに多くの人から推薦されたカブラスエリアの海を楽しみに出発!でも、まったくのノーアイデアの私たちは、まずはカブラス市庁舎にあるツーリストインフォメーションへ。ところがどっこい、ウェブでも大々的に告知してあるにもかかわらず、なんともう何年も前から機能していないとか。

市役所前にいたおじさんがとても親切な方で、カブラスに来たら行くべき場所3ヵ所を伝授してくださり、それに従うことにしました。

まず最初はカブラス中心地近くにある巨人像のある博物館 Museo Civico Giovanni Marongiuです。考古学がお好きな方は感動されること間違いなし。何千年前にもさかのぼって人間の生活の歴史が見て取れます。日本と同じでお墓の中に埋蔵されていたものなどがたくさん展示されています。そしてこの石像はこのまちのシンボル的な存在なのですが、形もほぼそのまま現存されていて圧巻ですよね。高さは2mを超えています。硬い石をどうやってこんなにまで削ったのか。

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人々の生活の跡を見ることができます。教会跡もありました。

時間によってはイタリア語ガイドさんが案内してくれます。そしてこの遺跡の下は海水浴場。なんとも優雅。

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一応、誘導路はありますが、ほぼ野ざらし状態。自由でいい感じ。観光客は少なかったのですが、とにかくこの日は暑かった! 日陰がなくて参りました。ですが、ここは一日中爽やかな風が吹き続けていて、風のある場所に身体を置くと暑さは感じなくなります。

朝から2ヵ所も見学してお腹空いた!ということで、遺跡近くにはたくさんのレストランがありましたが、なんとなく庶民的なお店へ。そこでいただいた海老とからすみのパスタ、レモンバター風味。

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そして定番のデザートセアダス。私はこのセアダスがお昼ごはんでした。これひとつで十分なカロリー。

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お昼ごはんのあとはカブラスの海へ。Mari Ermiという海水浴場まで行くことにしました。というのも、皆がこの海がいいと言ってくれるので......。それもそのはず、この透明感。そして果てしなく長い海岸線。

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貸しパラソルはなかったので、滞在時間は1時間半程度でしたが、この美しさを体感できただけでも十分満足。本当にいたるところにこれほどすばらしい海岸が存在することがサルディーニャ島の魅力ですね。はぁ、こうやって写真を見ているだけでも幸せな気分になります。

では今日も1日、Buona giornata.

筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

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