No.148 土曜の朝はアンコーナの朝市へ

公開日 : 2020年12月07日
最終更新 :

皆さん、おはようございます。寒くなってきましたね〜! 私は昨日は日本風の鍋をしましたよ。こちらでも使える深型のホットプレートを意を決して購入したのですが、これが使えるんです。残念ながら、鍋に必須の白菜はここでは簡単に手に入らないのでVersa(ちりめんキャベツ)で代用しましたが、鶏肉団子はスーパーで売られている鶏肉とターキーのPOLPETTINI(ミニ団子)を活用し、また鱈はなかったので、メルルッツォと呼ばれる白身の魚で代用しました。スープはカレー味。とってもおいしくできましたよ。夫はただいまスマートワーキング中で自宅勤務していますので、今日のランチは鍋にお蕎麦を入れてカレー蕎麦を楽しみました。味わい的には肉と魚が同居しているので、多くのイタリア人は敬遠するものだと思います。夫がなんでも食べてくれる人でヨカッタ!

さて、地産地消という言葉がここの暮らしでのキーワードになるかと思うのですが、メルカートという市がいたるところで見かけられます。アンコーナの町のはずれで毎週土曜日に開かれるメルカートは、規模は小さいのですが、品物がいいと人気が高いんですよ。農家さんや畜産家さんたちが、手塩をかけて育てた野菜や食物を持ってやってきます。

20201010_114056.jpg

おいしそうなサラミたち。恐らくCOVID-19のため、真空パック入りになっているのだと思われます。以前なら、目の前でスライスしてくれたのでしょうけど。

20201010_112709.jpg

野菜もとっても新鮮です。写真左下に写っているのはネギなのですが、これが甘くてとってもおいしい! とても太いんですよ。

20201010_105048.jpg

蜂蜜もここアンコーナで採れたもの。

ちなみにマルケ州には登録されている養蜂家さんだけで250軒程度いらっしゃるとか。蜂蜜に関してもマルケ州はなかなかイイ線いっていますので、ぜひいつか日本の皆さんにも味見していただきたいものです。

20201010_105100.jpg

こういうメルカートをのぞいてもらうと、どんなものを手に取っているのかがとてもわかりやすくて、楽しんでいただけるかと思います。アンコーナのチェントロから歩いて30分程度の場所ですので、機会があればぜひ訪れてみてくださいね。基本的に土曜日の午前中OPENです。

筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。