No.148 土曜の朝はアンコーナの朝市へ
皆さん、おはようございます。寒くなってきましたね〜! 私は昨日は日本風の鍋をしましたよ。こちらでも使える深型のホットプレートを意を決して購入したのですが、これが使えるんです。残念ながら、鍋に必須の白菜はここでは簡単に手に入らないのでVersa(ちりめんキャベツ)で代用しましたが、鶏肉団子はスーパーで売られている鶏肉とターキーのPOLPETTINI(ミニ団子)を活用し、また鱈はなかったので、メルルッツォと呼ばれる白身の魚で代用しました。スープはカレー味。とってもおいしくできましたよ。夫はただいまスマートワーキング中で自宅勤務していますので、今日のランチは鍋にお蕎麦を入れてカレー蕎麦を楽しみました。味わい的には肉と魚が同居しているので、多くのイタリア人は敬遠するものだと思います。夫がなんでも食べてくれる人でヨカッタ!
さて、地産地消という言葉がここの暮らしでのキーワードになるかと思うのですが、メルカートという市がいたるところで見かけられます。アンコーナの町のはずれで毎週土曜日に開かれるメルカートは、規模は小さいのですが、品物がいいと人気が高いんですよ。農家さんや畜産家さんたちが、手塩をかけて育てた野菜や食物を持ってやってきます。
おいしそうなサラミたち。恐らくCOVID-19のため、真空パック入りになっているのだと思われます。以前なら、目の前でスライスしてくれたのでしょうけど。
野菜もとっても新鮮です。写真左下に写っているのはネギなのですが、これが甘くてとってもおいしい! とても太いんですよ。
蜂蜜もここアンコーナで採れたもの。
ちなみにマルケ州には登録されている養蜂家さんだけで250軒程度いらっしゃるとか。蜂蜜に関してもマルケ州はなかなかイイ線いっていますので、ぜひいつか日本の皆さんにも味見していただきたいものです。
こういうメルカートをのぞいてもらうと、どんなものを手に取っているのかがとてもわかりやすくて、楽しんでいただけるかと思います。アンコーナのチェントロから歩いて30分程度の場所ですので、機会があればぜひ訪れてみてくださいね。基本的に土曜日の午前中OPENです。
筆者
イタリア特派員
丹羽 淳子
イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。
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