南東部の自然の旅 (1)バーム・ハイキング
1ヶ月ほど日本とフランスの国内を旅行してきました。フランスでは日本からやってきた両親も一緒にフランスの自然や文化を楽しみました。その時の様子も交えて、南東部自然の旅を3回に分けてお送りします。1回目は我が家から近場でいけるハイキング・コース、2回目は少々南へ下ってアルデシュ県のアルデシュ峡谷、そして3回目はローヌ河と地中海に囲まれたフランス南部のカマルグ湿原です。
(1)バーム・ハイキング
標高800メートルの我が家周辺では先週から秋の気配になってきましたが、ハイキングやトレッキングにはよい季節になります。我が家のすぐ裏には標高1800から2000メートルに近い山が連なっていて、いくつかハイキングコースができています。
今回は、標高1490メートルの地点にあるレストハウスのシャレー・ドゥ・バームChalet de Balmまでお昼、そしてさらに1614メートルのコル・ドゥ・クゥCol de Couまで登り、アルプス山系を見て下りてくる往復約3時間のコースを楽しみました。
初めの20分ほどは結構急な登りで大きな石も多く、スティックを使ってゆっくりマイペース。40-50分ほどすると、目の前にラ・ロッシュ・パネルLa Roche Parnelと呼ばれる岩山が現れます。木々の緑と空の青とロッシュ(岩)のグレーがくっきりしたコントラストになってとてもきれいでした。そしてさらにしばらく歩くと、ラ・ロッシュ・パネルとポアン・ドゥ・クゥPoint de Couの間の谷間に出ます。そこにあるのがシャレー・ドゥ・バーム。冬以外の時期にレストランとしてオープンしています。
お昼に食べたのは、ベニエ・ド・ポム・ドゥ・テール、つまりはハッシュ・ド・ポテトですが、ジャガイモに加えてにんにくもすって揚げてあり、これだけでもお腹いっぱいになります。それに加えて、自家製の白生チーズも出てきました。この白生チーズ、見た目はまるでざるどうふ。発酵して固くなる前のチーズをすくって出してくれるものですが、くせのない味でベニエとよく合います。
母も頑張って歩きました。
<行き方>
SCNFラ・ロッシュ・シュル・フォロン駅からオレンジスキー場近くのハイキング・コース入口までタクシーで20分。
<シャレー・ドゥ・バーム>
名前 Restaurant d'Alpage "Chalet de Balme"
住所 Orange - Parking du Chesnet
電話番号 06.09.37.50.40 (フランス国外からの場合は33が国番号)
営業期間 4月から雪が降るまで毎日
予約をして行くのがよい。
おすすめ料理 自家製のチーズ、タルト、生ハムなど。
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