チーズの生みの親
アヌシーでの牛が山から下りてくるお祭について書きましたが、最近我が家の隣の牧場にも牛たちがやってきました。毎年10月終わりには牛たちの首についているカウベルのコロコロという音を聞きながら眠りにつくこともしばしば。
こんな感じで一日中のんびりと草を食べてます。
サヴォアSavoie地方山間部では酪農が盛んで、牛乳を初めフランスを代表するチーズのうちいくつかがここで生産されます。特に私の住んでいる北側のオート・サヴォアHaute-Savoie県はAOC(Appellation d'origine contrôlée 原産地統制呼称)チーズのアボンダンスAbondanceをはじめ、ロブロションReblochonなどの生産地です。
我が家近辺でよく見かけるのはやはりこれらのチーズの元になるミルクを生み出す牛たちです。
(イラストはhttp://www.reblochon.fr/acteurs-du-rebloch/index.htmlから)
これから春にかけては、近くの農家でのチーズ生産・製造が行われます。加えてチーズ料理もこれからが本番。冬にシャモニなどへスキーをしに来られる方はロブロションを使ったタルティフレットTartifletteやチーズを溶かしてジャガイモやハムの上にかけて食べるラクレットRacletteなどが体を温めるのにお勧めです。それぞれのお料理にてついてはまた別途ご紹介します。
写真はラクレット。
隣の牧場の牛たちにも感謝しながら寝ないといけませんね。
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