11月11日

公開日 : 2009年11月12日
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11月11日、第一次世界大戦の休戦記念日(Fête de l'Armistice)はフランスの国民の休日です。隣のボヌビルBonneville市で行われた戦没者慰霊式典に、(恥ずかしながら)吹奏楽団員として参加しました。ここボヌビルでは同じ11月11日は700年以上の歴史のある聖マルタン祭が行われるため、繰り上げて日曜日の11月8日に式典が行われました。

午前11時に役場前を出発し吹奏楽団の演奏とともに慰霊碑まで行進した後、市長及び遺族代表からの言葉があり、約1時間ほどで終わりました。

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式典は、他に退役軍人の代表者、警察、消防局、及び戦没者・退役軍人遺族の方々が参列。フランスの第一次世界大戦での戦没者数は130万人以上だそうです。

さて、そして聖マルタン祭の今日、町を覗いてきました。基本的には食べ物や衣料品、雑貨などの店舗が町中に並び(600近くの出店と言われている)、クリスマス商戦の前哨戦といった感じでした。アルプスへの入口にあたるこの町では、ここオート・サヴォア県の重要な行事として継承されているようです。聖マルタン祭の祝い方については国や地方によって違うようですが、「畑仕事の終わりを祝う食卓祭」というのがあてはまるのではないかと思います。

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上は豚のあばらの燻製を売っている肉屋さん。下は玉ねぎ、にんにく、くるみ、栗などを10キロ1袋で販売しています。

確かに店舗数は多く、衣料品なども安く販売されていて、クリスマス・プレゼントの購入を目当てに来る人がほとんどとのことでした。私は結局ハーブ・ティー用のハーブを買って帰っただけ。しかし、700年以上続いているだけあってかなり知られていて遠方からも人が来ていました。

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聖マルタン祭については以下のウェブサイトを参照しました。

http://www.france-nara-club.com/matsuri/france_en_fetes_28.pdf

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