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フランス/アヌシー特派員ブログ 旧特派員 西岡 佐知子

フランス・アヌシー特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年4月19日

フランスと日本をつなぐ人びと 第1回 フランスの地方文化と料理の紹介  柴田さんご夫妻


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フランスと日本をつなぐ人びと 第1回 フランスの地方文化と料理の紹介  柴田さんご夫妻

このブログを始めて約1年になります。読者の方々、コメントを下さる方々に感謝申し上げます。

今度から、月に1回くらいのペースで、アヌシー近辺に在住されていて、フランスと日本の架け橋となるような活動をされている方々にインタビューをし、それをブログ記事として掲載することにしました。皆様も一緒に楽しんでいただければ幸いです。


第1回目は、日本でフランスの文化と食について紹介する活動を続けていらっしゃる柴田さんご夫妻です。1998年、山梨県の甲府市で大学や国際交流センターでフランス語講師として働いていた奥様のアニーAnnieさん(オート・サヴォア県のご出身です)に、「日本におけるフランス年」にちなんで何かフランスの紹介をしてもらえないか、という依頼が舞い込んできました。そこで、フランス産のワインとチーズでフランスを紹介。これが一番初めの活動でした。翌年も同様の紹介をしましたが、そうするうちに知り合いの方々と、「ツアー旅行などでは出会いにくい場所や郷土料理など、もっと本当のフランスを日本の人に知ってもらおう」ということになり、2001年に甲府市内のカフェを借切って「アニーのフランス地方文化と料理の旅−Tour de France : Culture et Gastronomie トゥール・ド・フランス:クルチュール・エ・ガストロノミ−」と題したイベントを開催。この時はチーズ・フォンデュを食べながら、スライドを使ってサヴォア地方を日本語で紹介。出席者は約25名、そのほとんどはアニーさんのフランス語生徒だったそうです。


これが大好評となり、半年から1年に1回のペースで開催するようになりました。続けるうちに出席者も増え、東京など遠方からもわざわざアニーさんの講演を聴きに来る方もいたそうです。

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アニーさんの講演中の様子(写真は柴田さん提供)


甲府在住13年目の2007年4月、柴田さんご夫妻のフランス転居に伴い、最終回として第13回目を開催。一旦活動も終止符を打ちました。ところが熱心な参加者から「ぜひ続けてほしい」との声がやまず、昨2009年、その再開を決意し、このカーテン・コールの第14回目をブルターニュ地方の特集で山梨県韮崎市で行いました。第15回目は今年の5月29日(土)に、ロワール地方の特集で行われます。50名の定員はすでに3月末に満員締め切りになったそうです。


お二人は1回のイベントのために、半年ほど前から準備されます。次に紹介する地方を実際に旅し、郷土料理を食し、文化・歴史を理解し、90分の講演用の資料としてまとめられます。この準備も大変かと思いきや、「イベント当日のディナー・メニュー策定が最も時間がかかる」とのこと。講演を開催するフレンチ・レストラン“ラ・キュイエット” のシェフ山田さんと一緒に食材の手配や特定の地方のワイン、チーズを輸入している業者を探し、予算とも折り合いをつけながら、可能な限りご自分が体験されたものに近い味と雰囲気を出すことに納得がいくまで時間をかけるそうです。

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柴田アニーさんと政章さんご夫妻


お二人のガイドブックに無い旅はまだまだ今後も続きそうですね。その一方で、もともと芸術の歴史が専門のアニーさんは日本滞在中に日本陶芸と漆芸を学ばれ、2008年の日仏交流150周年記念のイベントとしてアヌシー市で日本の陶芸を紹介する講演を実施。こちらも評判で、それ以来フランス各地で陶芸を含めた日本の伝統工芸や文化・芸術を紹介されているそうです。まさに両国の架け橋となる活躍ぶりですね。今年9月にはドロームDrome県のサン・トゥーズ陶磁器美術館(St.Uze La Maison de la Céramique) で、10月と12月にはオート・サヴォア県トノンThononで講演を予定されているそうです。


また、政章さんは、ご自分のブログで旅のエッセイを綴っておられます。アドレスは、http://la-france-regionale.cocolog-nifty.com/ 、ノルマンディ地方の旅はお二人の会話形式で書かれており、道中の様子が楽しく伝わってきます。

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カテゴリー 文化・芸術・美術 生活・習慣・マナー
2010年4月19日
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    • 特派員プロフィール
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      アヌシー特派員
      西岡 佐知子
      昨年よりフランス在住。途上国における開発協力を仕事とし、オランダで開発学修士を取得した後、アフリカやアジアに滞在。滞在先で出会ったフランス人の夫のジュネーブ転勤に伴ってスイス国境沿いのオート・サヴォアに転居してきた。アルプスの見える家に住み、自然に囲まれたフランスの田舎暮らしに適応中の日々。都会とはまた違ったナチュラルなフランス南東部の魅力を紹介していく。

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