海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > アヌシー特派員ブログ > ラグビー・イン・トゥーロン Rugby in To...

フランス/アヌシー特派員ブログ 旧特派員 西岡 佐知子

フランス・アヌシー特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年4月13日

ラグビー・イン・トゥーロン Rugby in Toulon


メール プリント もっと見る

ラグビー・イン・トゥーロン Rugby in Toulon

週末に、地中海沿岸の町、トゥーロンToulon に行ってきました。主な目的はラグビーの試合観戦。家族の友人がチケットを取ってくれたことと、主人が若いころトゥーロンのジュニア・チームでラグビー選手だったということもあり、本物の試合をぜひ見たい、ということで実現しました。ラグビーはフランスの南部で特に人気が高いスポーツ。トゥーロンも例外ではなく、サッカーや柔道をはるかに凌いでラグビーが断トツの人気です。そのトゥーロンが誇る地元のラグビー・チーム、RCT(Rugby Club de Toulon)がアムリン・カップというトーナメントの準決勝でウェールズWalesのチーム、スカーレッツ(Scarlets)との対戦でした。

結果は38対13でトゥロンの圧勝。私の唯一知っている世界的なラグビー選手でイングランドEngland出身のジョニー・ウィルキンソンJonny Wilkinson選手も現在トゥーロンでプレーしています。その神業とも言われるキックを目の当たりにしてかなり感動しました。以下、試合の模様です。

●試合前

before%20match.JPG
会場付近でも皆さんチーム・カラーの赤と黒で準備万端。
stad.JPG
RCTのホームであるスタッド・マイヨルStad Mayolも大入り満員。

●試合開始直前のウォー・クライ「ピルピル」

piloupilou.JPG
さて間もなく試合開始となった時、隣の席の女性が、「あなた、ピルピル知ってる?」と私に質問。「?????」
ピルピルPilou Pilou とはRCTのウォー・クライだそうで、ニュージーランドのオール・ブラックスのハカHaka のようなもの。
試合開始直前の選手(と観客)の士気を高めるために行われます。


以下、ピルピルの拙訳です。これを大真面目に叫び、カッコ内を観客が叫び返します。

我々は仁義無きピルピルの戦士である!(ピルゥ!ピルゥ!)
山から海へと下りてくる!(ピルゥ!ピルゥ!)
椰子の木陰で乳飲み子を抱き、髪を振り乱した女たちとともに戦う!(ピルゥ!ピルゥ!)
我々は、我々の仁義無き戦いの歌を歌う!(ガアアアアーーー!)
仁義なき戦いの歌だ!(ガアアアーーー!)
なぜならトゥーロンは!(赤!)
なぜならトゥーロンは!(黒!)
なぜならトゥーロンは!(赤と黒!)

しかしピルピルってそもそもどういう意味なのか、聞いても知っている人はほとんどいませんでした。
本物が見たい方はこちら で。

●試合中

scram.JPG
スクラムも迫力があります。

ウィルキンソン選手のキックの時には、その集中した姿に一瞬会場が静まり返るほどです。
jw.jpg
独特のキックの構え。(写真はhandsintheruck.gerryos.netから。当日のものではありません。)

●タッチ・ダウンと新聞投げ

newspaper.JPG
見事トゥーロンがタッチ・ダウンをした瞬間、観客席からは歓喜の声とともに、客席に配布されていた新聞が降り始めました。「?????」
あるジャーナリストが冗談で「トゥーーロンの人たちは字が読めない」と言ったことに対して始まったそうです。タッチ・ダウンする度に、「それ見たか!字なんか読んでられるか!」と言わんばかりに新聞が空を舞います。これがトゥーロン人Toulonais気質だそうです。日本のどこかの気質に似てませんか?私も投げてきました。

●勝利の大騒ぎ

試合後にクラブ・ハウスへ行くと、勝利の喜びに酔いしれるファンやジュニア・チームの選手たちで溢れかえっていました。そして気づくと、2−3人の若者がテーブルの上に立って上半身裸で歌っています。
さらに次の瞬間、ハウス内がどよめいたと思ったら、あら、、、、、(目撃)全裸でした。ほんとに。皆さん身も心もチームと一緒なんですね、、、。(この瞬間の写真は割愛。)
clubhouse%20after.JPG
そう言えば、「まさか?」と思って過去にジュニア・チームの選手だったという主人を振り返ると、「いや、あれはやったことがない」とのこと。だといいんですが。

そしてその後はウェールズの国家を歌うグループもあり。勝っても負けても双方のサポーターが一緒に試合後の余韻に浸る、これがラグビー、だそうです。


ということで、中身の濃い週末でした。

●トゥーロンの街

その他、トゥーロンの街そのものもご紹介。もともと軍港の町として栄えてきたトゥーロンは、今も漁業や航空機械の製造と中心とする、人口約40万人の港町です。
port.JPG
港と隣接した街の様子。

le%20lido.JPG
昼食をとったレストランのル・リドLe Lido。ビーチで新鮮な魚介類が食べられます。

SANY0063.JPG
オペラハウス。

これで興味の沸いた方、ぜひトゥーロンへ!ピルピルの戦士の町、トゥーロンへ!
Allez, Allez,Toulon!!!!!

===============
<トゥロン観光案内所>
www.toulontourisme.com/ (仏語のみ)

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー
2010年4月13日
« 前の記事「復活祭 Fête de Pâque」へ
»次の記事「フランスと日本をつなぐ人びと 第1回 フランスの地方文化と料理の紹介  柴田さんご夫妻」 へ
おすすめ記事
    アヌシー特派員 新着記事
    おいしくて早い...インディアン・ファーストフード
    感動の演出  Auberge de Père Bise-Jean SULPICE
    新しい"ペール・ビズ"に注目 Auberge du Père Bise - Jean SULPICE
    空から見た思い出づくり
    ブタのお祭り・・・アヌシーの秋から冬の行事
    アヌシーの滞在型アパートメントホテル
    アヌシー湖で...スタンドアップ・パドル・サーフィン
    ぶどう畑に囲まれた☆☆レストラン・Les Morainières
    1年前の同じ月に投稿された記事
    南仏の入り口を訪ねる
    2018年冬季オリンピック開催に大きな期待

    フランス ツアー最安値


    2017/11/17更新

    フランス 航空券情報


    フランス旅行 旅スケジュール

    旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■フランスの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

    ヨーロッパ特派員ブログ一覧

    アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イタリア/シチリア島イタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマエストニア/タリンオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バレンシアスペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスロヴェニア/リュブリャナチェコ/プラハ2チェコ/ブルノチェコ/プラハデンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルン2ドイツ/ケルンドイツ/シュタインバッハドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/レーゲンスブルクノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/カンヌフランス/サンローフランス/トゥルコアンフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/モスクワ

    ヨーロッパにもどる

    • 特派員プロフィール
    • アヌシー特派員

      アヌシー特派員
      西岡 佐知子
      昨年よりフランス在住。途上国における開発協力を仕事とし、オランダで開発学修士を取得した後、アフリカやアジアに滞在。滞在先で出会ったフランス人の夫のジュネーブ転勤に伴ってスイス国境沿いのオート・サヴォアに転居してきた。アルプスの見える家に住み、自然に囲まれたフランスの田舎暮らしに適応中の日々。都会とはまた違ったナチュラルなフランス南東部の魅力を紹介していく。

    • リーダーに登録

    地球の歩き方Web特派員募集