フランスと日本をつなぐ人びと 第4回 日本からグループ・ホームステイの受け入れ  ロゼック裕子さん

公開日 : 2010年07月19日
最終更新 :

今回は、日本を含めいろいろな国からアヌシーを訪れている人々をホームステイで受け入れているロゼックRosec裕子さんとご家族のご紹介です。

奥様の裕子さんはフランス人のご主人のお仕事でヨーロッパ内の転勤を繰り返されたあと、10年ほど前からフランスに在住されてホームステイの受け入れを始められました。今では年間平均3-40人を受け入れています。ステイ客の目的は、観光、語学修得からさまざまだそうです。

中でも、ご主人のアランさんが20年以上パラグライダーをされていることから、日本のパラグライダー・チームの受け入れも多くされています。ご自宅にお邪魔したこの日は、普段伊豆でパラグライダーをされているチーム・エックスの皆さんとバーベキューの夕食会でした。

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左から2番目が裕子さん。

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左奥がアランさん。

チームの皆さんが来られてからアヌシー近辺はずっと快晴で、この日もチームの皆さんは長いヨーロッパの夏を存分に活用し、アルプスの山々とモン・ブランやアヌシー湖の雄大な景色を空の上から楽しんでこられたようです。このチームはすでに7年近く毎年この時期にロゼックさん宅でステイしながらパラグライダーをされています。ロゼックさんご家族のあたたかいもてなしと人柄がさらに滞在をより楽しくしてくれるようです。この夜には他のチームも到着し、ステイ客の受け入れで大忙しのロゼックさんご家族でした。

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この日は町の花火も出るとあって屋外でバーベキューでしたが、日本人のステイ客にはお寿司や幕の内弁当などの和食も食事に出てくるそうで、体力的にもちょっと疲れ気味の方々には大好評だそうです。

また、長女のリサさんはアヌシーの観光の目玉の一つでもあるマントン城で城内の案内を週末にしておられ、中世の衣装で部屋ごとに説明しながらアヌシー観光に一役買っているそうです。言語のほうは、フランス語はもちろん日本語や英語での案内もしているそうです。フランスの観光地で、日本人のツアーガイドの方と一緒でない限りは、日本語の生の案内が聞けるのはめったにないことです。週末にアヌシーのマントン城Château de Menthon St Bernardを訪問予定のある方はぜひ予約してみてはいかがでしょうか。

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アヌシー湖東側に湖をそびえるマントン城(写真はアヌシー観光局ウェブサイトhttp://lac-annecy.com/ より)

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ロゼックさん宅ホームステイについて質問・相談の方は rosec.alain@orange.fr まで。

マントン城 ウェブサイト http://www.chateau-de-menthon.com/ (本文内の日本語ガイドについては上記ロゼックさんのメール・アドレスにご連絡くださいとのことです。)

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