キャンピング : フランスの一つのバカンスの過ごし方

公開日 : 2010年08月11日
最終更新 :

ビーチで、山で、と目的地は違っても、家族連れでバカンスしたいけどなるべくお金を節約したい、という人々にフランスで好まれる宿泊形態がキャンピング。もちろんこの言葉は英語のキャンプから来てますが、なぜか現在進行形のキャンピングCampingというのが定着しています。しかし、日本のキャンプから想像するように2-3日なんてものではなく、大きなキャンピング・カーでほとんど家ごと移動して、キャンピング用の施設に1ヶ月くらい滞在します。キャンピング施設では一定の面積の場所を部屋のように与えられます。その範囲でテントを建てるなり、テーブルを出すなりしてバカンス中の仮住まいを快適に過ごすため各自自由に場所をアレンジすることができます。

宿泊料は場所代と施設の利用料だけなのでホテルよりもずっと割安にすごせるのが魅力。

キャンピング用の施設というのはこれまたホテルのように星の数でグレードが分かれているので施設によりけりですが、プール、テニスコート、フィットネスなどが付設されていて、シャワーやお手洗いは共同、というのが一般的なスタイルのようです。

食事はと言えば、同じく付設のレストランなどでとることも可能だし、毎日のように近くの町で開かれるマルシェに行ってその土地でとれる新鮮な材料を買って自分で料理するのも可能(もちろん料理に必要な道具は皆さん自前です)。あとは近郊のレストランに出かけるもよし。

そして、日中は近郊の町を訪ね歩いたり、自転車を借りて周辺を散歩したり、または自分の場所で一日中ゆっくり本を読んだり。

とにかく、ばたばたと観光地を訪ねまわってホテルを転々とするのではなく、のんびり快適にバカンスを過ごす一つの方法、それがキャンピングなのです。

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