シャンパーニュの発見・・・ペリニヨン修道士
夏休みに訪れた町の公園にこの像を発見。
アヌシーのあるオート・サヴォア県から、約300km北へ向かうとロレーヌ地方があります。
そのすぐ隣がシャンパーニュ・アルデヌ地方です。
トロワに近い生産者を訪ねてシャンパーニュを買ってきました。
Dom Perignon ドン・ペリニヨンがSte Menehouldサントムヌの生まれだと
この彫像に書かれていたので知りました。
Dom Pierre Pérignon(1638-1715)ドン・ピエール・ペリニヨンは、
実在のベネディクト会の修道士で、シャンパーニュの製法を発見した人として有名ですね。
有名なシャンパ-ニュ・メーカーの銘柄に名前が使われているので、ドンペリと短縮された呼び方を聞いたことがある方も多いはずです。
ペリニヨン修道士がいたのが、Hautvillersオーヴィレールというエペルネイの近くの村の修道院で、今も訪ねることができます。
Champagne シャンパーニュはシャンパーニュ地方で作ったものだけの呼び名です。
言い換えると、シャンパーニュと同じ製法で、フランスの他の地方でも発泡ワインは作られています。
でも、シャンパーニュとは呼ぶことができなくて、Vin mousseux ヴァン・ムスーと言われます。
シャンパーニュ地方のランス、エペルネイ、トロアの近くにぶどう畑があり、たくさんの製造業者のカーヴを訪れ、味見をして買うことができます。
ぶどう栽培をして自分でシャンパーニュを製造する生産者は
RM=Recoltant Manipulant と呼ばれます。
シャンパーニュのビンのラベルに必ず書いてあるはずです。
いろいろな年のワインをブレンドして作られるシャンパーニュですが、
時々ヴァンテージとも言われる
Millesime ミレジメ=ワインの収穫の年号が入ったものもあります。
また、最後に補充されるシロップで甘さが調整されるので、
Doux ドゥー ˃ Demi-sec ドゥミ・セック ˃ Sec セック ˃ Brut ブリュット
の順番で甘さが少なくなります。ふつうは、ブリュットを飲むことが多いようです。
2013年は春が寒く夏が遅かったので、ぶどうの成長も遅れています。
2年前は暑い夏で8月末に収穫されていたのが、今年の収穫は9月末から10月だとか。
いったいどんなワインができるのでしょうね。
ワイン畑の写真をみてください。
フランスの偉大な発見のひとつがシャンパーニュだと思いませんか?
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