アントワープが誇る屋外彫刻美術館【Middelheim Museum】

公開日 : 2021年02月25日
最終更新 :

こんにちは。アントワープ特派員のマユミです。
まず、ベルギーでの新型コロナウイルス状況ですが、一進一退を続けています。ソフトロックダウンを続けているものの、思ったほどの成果が出ておらず、緩和、解除となるにはもう少し時間がかかりそうです。
さて、アートの町とも言われるアントワープには、たくさんの美術館が存在します。中でも個性的で私の大好きな美術館であり、癒やしの場所、【Middelheim Museum(ミデルハイム美術館)】を紹介します。新型コロナウィルスが収束したら、訪問ください。

■ Middelheim Museum(ミデルハイム美術館)

©Polar Bear,1920-1922 Frnsois Pompon(France)
©Polar Bear,1920-1922 Frnsois Pompon(France)

広大な敷地内にロダン、ヘンリー・ムーアなど、320点もの現代彫刻が点在する、彫刻美術館です。半数以上の作品は屋外に展示されています。緑だけでなく、小川や池もあり、それらを利用しつつも融合しているアート作品は、時に宝探しのようにも感じます。地図を入手してめぐってみるのも楽しいでしょう。
特設会場で行われる企画展にはチケットが必要ですが、アートパーク(屋外展示場)は無料。時間のある時に、散歩しながらゆっくり眺めていくのがおすすめです。

Middelheim Museum
住所
Middelheimlaan 61,2020 Antwerpen
電話
03 288 3360
営業時間
10:00~17:00
休業日
月曜
URL
https://www.middelheimmuseum.be/en
*新型コロナウイルス対策中につき、随時、公式ウェブサイトなどを確認してください

通常ですと、グループで申し込める、ガイドツアーがあります。残念ながら現在は新型コロナウィルス対策で中断しています。
アートパークは季節の変化に合わせて表情を変えます。つまりアートパーク内に点在する彫刻も季節によっては印象が異なったり、新たな発見もできます。
どの季節も魅力的ですが、自然の中なので、気温に合わせた服装で行かれることをおすすめします。

©Poetry,2012    Philippe Van Snick(Belgium)
©The Dog,1958    Alexander Calder(United States)
©Poetry,2012 Philippe Van Snick(Belgium)
©The Dog,1958 Alexander Calder(United States)
©️Bathers,1994    Luciano Fabro(Italy) 
©️Bathers,1994 Luciano Fabro(Italy) 

ところどころに配置された水辺が特に美しいです。
この写真は私の1番好きな場所です。
自然とアートの調和が、偶然か必然か......とても美しいです。

■AUBETTE 

このユニークな建物が何かわかりますか? AUBETTE(オーベット)という、かつて公園博物館の管理人が使っていたものだそう。築100年を超えていて、2015年に完全に復元されたそうです。いまはミドルハイム美術館の正面玄関近くにある小さな円形のパビリオンです。かわいらしいたたずまいで、私たちを迎えてくれます。

筆者

ベルギー特派員

マユミ・スティーブンス

ベルギー第2の都市アントワープに移住して4年目になりました。旅好きで、これまでに28カ国への滞在経験があります。

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