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ベルギー/アントワープ特派員ブログ マユミ・スティーブンス さん

ベルギー・アントワープ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2021年7月21日

ルーヴェンのシンボル【KU Leuven(ルーヴェン大学)】再び


ルーヴェンのシンボル【KU Leuven(ルーヴェン大学)】再び

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こんにちは。アントワープ特派員のマユミです。
まず、ベルギーでの新型コロナウイルス状況です。ワクチンの接種が軌道にのり、入院者数は減っています。しかしながら、感染者数は増え、より感染力の強いデルタ株が支配的になっており、政府はあらためて警告をしました。マスク着用の義務や渡航からの帰国者の管理などです。詳細は在ベルギー日本大使館のウェブサイトをご覧ください。
さて、Leuven編を前回で終え、残った写真や情報を自身のブログに掲載する予定でした。ところが調べ始めるとおもしろい展開がありました。【KU Leuven(ルーヴェン大学)】再び。物語と興味深い場所を紹介します。
新型コロナウイルスが収束したら、訪問ください。

■ AtrechtcollegeとJapanse honingboom(蜂蜜の木)
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ルーヴェンの中心、市庁舎のあるグローテマルクトから南に延びるNaamsestraatという通りがあります。そこを歩いていて、美しい庭とゲートをくぐった先に見える中庭を見つけ、足が止まりました。そこはAtrechtcollegeというルーヴェン大学の建物でした。
AtrechtcollegeはNicolaus Ruteriusによって1508年に設立されました。彼は聖ペテロ教会のプロヴォストおよびルーベン大学の学長として、ルーヴェンに来ました。そして、芸術と神学の最も貧しい学生のためにこの大学を再建しました。豊富な寄付と大統領や後援者からの数々の恩恵と贈り物のおかげで、Atrechtcollegeは17~18世紀にルーヴェン大学で最も裕福な大学のひとつとなりました。
さらに、中庭で日本に関連のあるものを発見しました。中央の花壇の中にある蜂蜜の木です。Atrechtcollegeは1797年に閉鎖された後、1807年に、ワイン商人のDe Bruynによって購入されました。蜂蜜の木は日本の種から育てられたもので、De Bruynが1818年に植えたとされています。その後1921年に女子学生のための大学を再建。現在記念碑として保護されている蜂蜜の木は、ルーヴェンでは「大きな悲しみの木」として知られている。なぜなら、当時の女子大学は男性の入室を禁止していたため、その日の別れを告げる場所となっていたからだそう。
女子教育は1977年に閉鎖され、1979年に建物は大学のほかの学部によって占領されました。
現在のAtrechtcollegeは、【KU Leuven(ルーヴェン大学)の国際事務所、農業史センター、農業史学部間センター、フェルディナンドバービエスト研究所となっています。

【Atrechtcollege】
・住所: Naamsestraat 63, 3000 Leuven
・URL: https://inventaris.onroerenderfgoed.be/erfgoedobjecten/42153

■AtrechtcollegeのXangxi Globe(天球儀) DSC00419.jpeg DSC00420.jpeg 蜂蜜の木のある庭から、さらに奥の中庭に進むと、天球儀は現れます。これは、宣教師Ferdinand Verbiestが1673年に中国の宮廷のために描いた楽器の正確なレプリカです。オリジナルは、北京の帝国天文台にあります。 はじめてこの天球儀を見たとき、なんとも不思議な気持ちがしました。近づいて見ると、ブロンズに刻まれた文字がすべて漢字です。調べてみて、なるほど、中国と深く関係があったことがわかりました。 レプリカは、オリジナルと同じ寸法ですが、将来の変形を防ぐために重くされ、3850kgあります。高さは2.76mです。天球儀には、17世紀の終わりに知られている星や天体である1888個の天体があり、天体の動きを模倣するのに役立ちました。

【Atrechtcollege】
・住所: Naamsestraat 63, 3000 Leuven
・URL: https://wimvist.com/2015/09/22/ferdinand-verbiest/

■ PAUSCOLLEGE DSC00479.jpeg こちらもNaamsestraatから少し入ったところにあります。写真の左奥がその一部で、銅像はAndré Dumont、そして広場が広がっています。PAUSCOLLEGEはルーヴェンに多々ある、【Atrechtcollege】と同様の【KU Leuven(ルーヴェン大学)】の分校のようなものと思っていたら、同校系列の学生寮でした。大規模な改修工事を経て、この9月にオープン。200人収容の大きなレジデンスです。

【PAUSCOLLEGE】
・住所: Hogeschoolplein 3, 3000 Leuven
・URL: https://www.kuleuven.be/residenties/pauscollege/en/about-the-residence

■AMERIKAANS COLLEGE IMG_0181.jpeg 同じく【KU Leuven(ルーヴェン大学)】の学生寮です。歴史を感じる小さな教会が併設されていました。【KU Leuven(ルーヴェン大学)】の町と言っても過言ではないルーヴェン。関連の場所を巡るだけでも発見がありそうです。町の中心から離れると、アレンベルグ城を含むキャンパスもあるので、機会を作って行きたいです。

【AMERIKAANS COLLEGE】
・住所: Naamsestraat 100, 3000 Leuven,
・URL: https://www.kuleuven.be/residenties/amerikaanscollege/en/about-the-residence

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  • 特派員プロフィール
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    アントワープ特派員
    マユミ・スティーブンス さん
    神奈川県出身。東京での仕事と並行して続けていた旅。滞在先は27ヵ国となりました。 最近はほとんどヨーロッパへ。大好きなポルトガルで転機が訪れ、縁あって現在はベルギーのアントワープで暮らしています。アントワープはさまざまな特徴を持った、魅力的な町。暮らしているからこその視点で情報をお伝えできればと思っています。 知っているつもりでいたヨーロッパは、南と北では大きく違うので、私自身も発見の毎日です。どこに旅に出るときも私の相棒は『地球の歩き方』でした。少しですが、お手伝いができることをうれしく思っています。インスタグラムでも日々の情報を投稿していますので、ご覧ください。 DISQUS ID @disqus_87rCldAuEO

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