青森ならではの「手仕事こもの」が揃う【三ノ月舎】
春は出会いと別れの季節。
旅立つ大切な人への贈り物を求めて、雑貨屋さんを巡ることもあるかと思います。
そんな季節にぜひ訪れてほしい、すてきな雑貨屋さんをご紹介します。
三ノ月舎は、青森駅ビルラビナの2階にあります。
店内に所狭しと並ぶたくさんの雑貨は、青森出身の作家さんが作ったハンドメイドであったり、青森の自然を原材料にして作った質のいいものであったり。なにかと青森に関わりのあるものを中心にセレクトされています。
そのなかでも、選りすぐりの3品をご紹介していただきました。
「幸せを呼ぶ津軽の鳩笛」
弘前市におよそ200年前から伝わる伝統工芸「下川原焼(したかわらやき)」という工芸品のひとつ。
もともとは、食器などの日曜雑器を作っていたそうです。
今も、津軽を代表する玩具として、人々から親しまれています。
色鮮やかな鳩さん。ころん。
後ろに「吹く」ところがあって、笛を鳴らすと「ホー」というやさしい音が鳴るそうです。
白地に鮮やかな色で着色された「鳩笛」は、手にすっぽりおさまるくらいの大きさ。素朴なのにどこか存在感を主張してきます。
下川原焼は後継者不足で、一人しかその技を受け継いでいる方がいらっしゃらないんだそう。
ひとつひとつ丁寧に作られた「鳩笛」、お家に連れて帰りたくなってしまいますね。笑
こぎん刺しブローチ
こぎん刺しとは、津軽地方に伝わる刺し子の技法のひとつのこと。
津軽地方では、野良着のことを「こぎん」と呼んだことから、この名前が付いたといわれています。
模様や刺し方にさまざまな種類があって、それを組み合わせてステキな柄を作るのですが・・・
わたしも挑戦してみたことがありますが、布の「目」を数えるだけでとっても大変!
ただ刺繍して画を描いているのではなく、計算されているので、ひとつでも間違うと全部やり直しなのです。
三ノ月舎には、全て一点もの、全て手作り(もちろん!)のブローチやヘアアクセサリーがたくさん。
こんなにたくさんの種類のなかから選ぶことが出来るのは、このお店だけでしょう。
ひとつひとつが全部かわいい。簡単に真似できない、細やかな手仕事こもの。
温かいぬくもりも感じます。女子へのお土産には最適ですよ(^^)
AOMORIヒバ木工 カッティングボード
国内蓄積量の80%以上が青森県内にあり、日本三大美林のひとつに数えられる「青森ヒバ」。
知ってのとおり、本当にいい香りでリラクゼーション効果もあるといわれています。
その「青森ヒバ」を使用したカッティングボード。
かわいらしい葉っぱのかたち。角は丸みを帯びて、やさしい手触りです。
結構な厚みです。ヒバには抗菌効果・防虫効果・消臭、脱臭効果もあるそうで、
水を吸い込みにくいことから、お手入れもしやすいのが特徴。
三ノ月舎の焼き印がアクセントに。かわいい(^^)
同じ青森ヒバの素材を使用した商品が、他にもいろいろありました。
積み木やまな板、お箸など、長く使えそうなものばかり。
青森県は森林面積が豊富である一方、お手入れが行き届かずに間伐されず、樹木一本一本がやせ細って
結局何にも加工もされずに終わってしまう木もたくさんあります。
ちょっとでも手を加えて付加価値を付けてあげることが、青森に住むわたしたちにとっても、木にとってもよい選択。
それぞれの木の特性を活かした加工品が、ますます増えてくれることを願います。
ご紹介した商品のほかにも、三ノ月舎にはすてきな商品がたくさん。
駅ビルの中にあるお店なので、大切な人へのお土産セレクトにも最適です(^^)
青森の魅力がたくさんつまった三ノ月舎。
ぜひ訪れてみてくださいね!
〒038-0012
青森市柳川1-2-3 青森駅ビルラビナ 2F
TEL/FAX 017-774-3033
BLOG みのつき日記
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。