可愛らしい色鮮やかな町・アッペンツェル

公開日 : 2015年12月16日
最終更新 :

アッペンツェル・インナーローデン準州の州都アッペンツェル。

人口は約7000人、そのうちの60%が農業を営んでいます。

メインストリートであるHauptgasse(ハウプトガッセ)の東側Adlerplatz(アドラープラッツ)から西側Landsgemeindeplatz(ランズゲマインデプラッツ)までの約500mに、16世紀から18世紀に建てられた建物がずらりと並んでいて、その可愛らしさや歴史を感じさせる温かさに目を奪われます。

さて、Adlerplatzを背にLandsgemeindeplatzまでの主な観光名所を順にご紹介しましょう。

すぐ右側に見えるのがSt. Mauritius Kirche(聖マウリティウス教会)。

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(別記事で詳しくご紹介します)

その隣にあるのはInformationとアッペンツェル博物館。

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看板の細工も可愛らしいです。

(詳しくはこちら をどうぞ)

そのまた隣にある赤い建物が市庁舎。

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外壁に描かれているのは、自由を求めた戦いの様子。

ずらりと並ぶ、ペイントされた家々。

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この地域特有のアッペンツェラーハウスは、三角の屋根とたくさんの小さな窓が特徴で、20世紀頃からは外壁にペイントする家も出てきました。

薬屋さん。

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壁に描かれているハーブは、当時、薬として使っていました。

ホテルやカフェの外壁にかかっている看板の細工も繊細で素敵。

Kioskまでこんなに可愛く仕上がっています。

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そして、目の前に見えてくる広場がLandsgemeideplatz。

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ここでは700年以上も前から挙手による投票「ランズゲマインデ」が行われていて、のどかな町も年1回の投票日ばかりは大勢の人でごったがえします。

(ランズゲマインデについてはこちらをどうぞ)

町のいたるところに遊び心が。

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電気屋さん。

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電球の形をした看板も冬仕様です。

町の向こうに見えるなだらかな丘。

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春になったら、違う表情をしたアッペンツェルをお届けします。

<行き方>

Appenzeller Bahnen(アッペンツェル鉄道)Appenzell駅下車

ZurichからSBB(スイス国鉄)で約1時間50分

<訪問・写真撮影>

2015年11月24日 気温5℃前後

筆者

スイス特派員

ヘス 順子

スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。

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