アッペンツェラーアルペンビターはアッペンツェルの養命酒(?)
アッペンツェル地方の養命酒(?)として有名なリキュール「アッペンツェラーアルペンビターAppenzeller Alpenbitter」。
42種類のハーブを使った、いい香りの、甘い甘い薬酒です。
創業は1902年。当時から製法は変わっておらず、レシピは門外不出で、家族にしか知られていないのだそう。
100%天然の原料で作られていて、お医者さんもレメディーとして推奨するほどのものだというから驚きです。
そういえば、アルコールを嫌悪している義母は、私がビールやワインに興味を示すたびに苦虫をかみしめたような表情でブツブツ言うのですが、彼女にとってこのビターはたしかに別格。
何度かショットグラスでの一気飲みを披露してくれました・・・でも度数は29度もあるんですが・・・アッペンツェラーマジックでしょうか。
ちょっと疲れたときにストレートで少し飲むのもよし、炭酸で割ってスライスしたライムとカクテルにするもよし。
じゃがいも、生クリーム、レモンジュース、マジョラム、塩こしょう+アッペンツェラーアルペンビターで作るスープもあるそうです。
試したら、ここでご報告しますね。
スイスのスーパーやデパートで手軽に買えるアッペンツェルのアルペンビター、お土産にもぴったりですよ。
さて、今回はアッペンツェルにある工場と直売所に足を運んでみました。
工場といっても、小さな小さな敷地にあるサンプルのようなかわいらしいところ。
目印。
この中に、何リットルのアルペンビターが入るのでしょうか?
中に入ると、あらゆるサイズのアルペンビターと、箱入りの限定セット、グラスなどもありました。
木箱には使われているハーブの絵、中にはオリジナルグラス。
木箱、欲しい!
アッペンツェルに来たら、ここでお土産を買うのもいいですね。
中には、小屋風のバーカウンターが。
4月から10月は、敷地内にある工場で見学ツアー(無料・予約不要)が開催されます。
毎週水曜日の10時から1時間半にわたって、アッペンツェラーアルペンビターとは何か、どうやって作られるか、などガイドしてくれます。
でも、当然ながら材料は教えてくれないんですよね・・・ペパーミント、アニスはわかりましたが・・・気になるところです。
Appenzeller Alpenbitter AG
<行き方>
チューリッヒから国鉄(SBB)でゴッサウ(Gossau)まで、アッペンツェル鉄道(Appenzellr Bahnen)に乗り換えてアッペンツェル(Appenzell)下車
徒歩5分
<住所と問い合わせ先>
Weissbadstr. 27 9050 Appenzell
Tel +41 71 788 37 88
E-Mail info@appenzeller.com
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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