お土産に最適 アッペンツェルのお菓子ビバリ「ウルスリ」編
以前にもご紹介したアッペンツェル地方の名産「ビバリ」(Biberli)。
(記事はこちら)
MigrosやCoopといったスーパーでも簡単に手に入りますし、長持ちしますし、普段のおやつとしてはもちろんスイスのお土産としてもぴったりです。
さて、今回ご紹介したいのは、スーパーマーケット「SPAR」オリジナルのビバリ。
このスーパーには「ウルスリ」のイラストが入った商品(ハム、シリアル、ドライフルーツなどなど)がたくさんあるのですが、ビバリにも可愛らしいウルスリが!
「ウルスリ」はスイスが生んだ有名な絵本、あるいは芸術作品のひとつに登場する男の子です。
日本語では『ウルスリのすず』として翻訳・出版されている童話で、ドイツ語ではShellen-Ursli。ゼリーナ・ヘンツが文章を、アロイス・カリジェが挿絵を手がけました。
約70年前に初めて出版され、今では世界各国語に翻訳されて広まっています。日本語で初めて出版されたのは約42年前。ご存知の方もたくさんいらっしゃることでしょう。
大自然の中で育つ、少年ウルスリ。生まれはアッペンツェルではなくグラウビュンデン州(スイスの東部)なのですが、大自然という意味では共通点がありますね。
今回は、SPARのビバリを観察&分析(?)してみましょう。
まず、パッケージを開けたところ。
表面には何もほどこされていない、とてもシンプルな形です。
断面図。
生地とフィリングの割合はこんな感じです。
お味はというと。
生地はやわらかくて軽め。
フィリングはモチモチというかぺっとりしたタイプ。
香り(スパイスやアーモンドなど)は薄め。
甘さはビバリの中では少し甘め。
お値段は、70gで1.40 CHF(1CHF = 約113円)です。
アッペンツェル特有の絵が描かれているパッケージも可愛いですが、ときにはスイスの名作『ウルスリのすず』のイラスト入りもオススメです。
SPARのウルスリ商品はこちらでご覧いただけます。
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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