アッペンツェラーチーズ おつまみに、お土産に、常備食に  

公開日 : 2016年06月19日
最終更新 :

アッペンツェル地方で、なんと8世紀頃から作られてきている伝統的なハードチーズ。

独特の香りが特徴です。

熟成させる過程で、塩水を染み込ませた布でチーズを何度も磨くのですが、その塩水には東スイス産の白ワインやスパイス、薬草、りんご酒が入っています。

その配合は秘伝、おまけに布も特別だそうで、すべてが秘密。

アッペンツェル地方の伝統衣装を身にまとった老齢の男性が3人、人差し指を唇に当てて「しー。内緒だよ」と伝えているポスターは有名ですね。

これはポスターです。「しー」バージョンじゃないです、ちょっとおすましバージョン。

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このスイス3大チーズのひとつ、アッペンツェラーチーズは、熟成がラベルでわかるわかりやすいチーズ。

Classic(クラシック)通称:銀ラベル

熟成 3〜4ヶ月

軽いワインの香り、ハーブの香り、フルーティー、苦味少々、ナッティー 

100g 2.00フラン前後 *約210円

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Surchoix(スルショワ)通称:金ラベル

熟成 4〜6ヶ月 

コク、スパイシー、軽いワインの香り、ハーブの香り

100g 2.30フラン前後 *約242円

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Extra(エクストラ)通称:黒ラベル

熟成 6ヶ月〜

苦味、コク、香りすべてが強め

ビオ

熟成 3〜6ヶ月

スパイシー、ほどよい香り

100g 2.80フラン前後 約294円

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以上の4種類が、チーズ屋さんでもスーパーでも買える、アッペンツェラーチーズの代表格です。

チーズ屋さんでは、自分の好きな分量だけ買えます。

チーズ屋さんで「日本へのお土産用に」と言えば真空パックしてもらえるので、腐る心配もなければ、臭い(匂い?)の心配もありません。

でも、スーツケースに入れて行く方が無難ではありますが・・・

かなりもつので、お土産だけでなく、冷蔵庫の常備食としても、ぜひお試しください!

(2016年7月2日現在 1フラン=105円)

筆者

スイス特派員

ヘス 順子

スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。

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