アッペンツェラーアルペンビターをヒントに作られたリキュール「Berggeist(ベルクガイスト)」
以前、ご紹介したアッペンツェルの養命酒(?)アッペンツェラーアルペンビター。
医者も勧めるほど体に良いということで、アッペンツェル地方の人々はアルコール嫌いの人でも口にする人がいるほど。
そんなアッペンツェラーアルペンビターの古いレシピを参考に作られた「Berggeist(ベルクガイスト)」をご紹介します。
アッペンツェラーアルペンビターと同様、原材料はほとんど明かされていません。
書いてあるのは、水、アルコール、砂糖、ハーブ、スパイス、のみ。
どんなハーブやスパイスが入っているかは明記されていないのです。
でも、ラベルを見ると・・・
見えるのは、エーデルワイス、エンツィアン、アルペンローゼの花・・・これは、スイスを代表する花なので、これが入っているとは思えません。
あとは、ジュニパーの枝と実が見えます。
グラスに入れたら、こんな感じ。
アッペンツェラーアルペンビターと決定的に違うのは、甘さでしょうか。
アッペンツェラーアルペンビターは糖度が高いので、飲んだあとしばらく甘みが口に残ります。
それも美味しいのですが、このベルクガイストは甘さが控えめ。
香りはフレッシュで、まろやかさもアッペンツェラーアルペンビターにひけを取りません。
スイス国内ではオンラインで注文できるようです。
遅れましたが、これはアッペンツェル地方の生まれではなく、南スイス産。
狭いスイスとはいえ文化が違う南スイスに伝搬したのはおもしろいですね。
< Berggeist >
100cl(1000ml)入り 約30フラン(約3300円)
アルコール 29%
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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