Hoher Kasten(ホーアー・カステン)
ホーアーカステンはアッペンツェル地方にある旅行者にも人気がある標高1782mの山です。
5月初旬の晴れた日に、アメリカに住んでいる義姉と姪2人、その彼氏がスイスに来たので、夫を扇動にこの山を訪れました。
山を登る、という手もあるのですが、今回は時間も限られていることもあって簡単な方法で頂上を目指します。
まずはアッペンツェル鉄道(Appenzeller Bahn)でアッペンツェル駅まで行き、そこでバッサーラウエン(Wasserauen)行きに乗り換えヴァイスバート(Weissbad)で下車、次はブリューリサウ(Brülisau)行きのバスに乗り継ぎ、ブリューリサウで降ります。
目の前にあるケーブルカー乗り場から、20分おきに出るケーブルカーに乗って約10分で展望台に到着。
下界はお天気が悪くても、展望台だけは雲の上でおひさまがさんさん、ということも多々あるので、公式ホームページのライブカメラで確認してからお出かけくださいね。
こんなに雪が残っているのに、空はキラキラ輝いています。
展望台からはアッペンツェル地方はもちろん、お隣のオーストリアやリヒテンシュタインも見渡せます。
展望台レストランは、1時間かけて360度ゆっくり回転するので座っていながら絶景が楽しめるおすすめスポット。
シーズンによっては、アッペンツェルの伝統音楽を奏でる楽団や合唱団が演奏を披露してくれることも。
ここでは、なかなかお目にかかれないアッペンツェル地方の特産品も注文できるので、地ビールをはじめ、「アッペンツェル」と名のつく商品があったらぜひお試しいただきたいものです。
おすすめなのは、藁の香りがする濃厚なビター(薬草などをふんだんに使ったリキュール)「HEU(ホイ)」や、ここでしか味わえない地ウィスキーでしょうか。
ライブカメラをはじめ、詳しい行き先やケーブルカーの時刻表などは公式ホームページからご覧ください。
お手軽にアッペンツェルの景色をお楽しみいただけると思います。
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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