年に一度の暖炉のお掃除 in アッペンツェル

公開日 : 2019年09月18日
最終更新 :

我が家の暖房やお湯はソーラーパネルから得られる熱と、暖炉からの熱でまかなわれています。

なので、部屋が寒くなったら暖炉をつけない限り寒いまま・・・

なので、いつも暖炉をつけられる状態にしておかないと・・・

なので、暖炉掃除屋さんがこの時期になるとやってきてくれるのです。

一年に一度、だいたい9月中旬に、暖炉掃除屋さん(煙突掃除屋さん)がやってきます。

私たちが前もって暖炉から灰をかき出しておいて、掃除屋さんは暖炉から煙突までを点検し、掃除してくれます。

掃除前の暖炉。

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これは地下に貯めてあるお湯を沸かす用です。

こちらは暖をとるため。

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かき出した灰は35リットルのゴミ袋2袋分、だいたい20kgでした。

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お掃除の後の暖炉。

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お掃除屋さんは、いつも「綺麗に使っていますね!」と満足げです。

私たちがどうして上手に使っているか理由を聞いたところ、

1)しっかり乾燥した、本物の薪だけを使っていること。

これが、新聞紙やら雑誌、段ボールなんかを燃やしたりすると、燃えかすとしていろんなものが暖炉と煙突の内側に張り付くんだそうです。知らなかった・・・

2)空気をうまく入れている

燃やし始めに空気をあまり入れないで薪を放置すると、酸素不足でくすぶって、これまた暖炉と煙突の内側に負担がかかるんだそうです。知らなかった・・・

3)適度に掃除している

灰をたくさん残したまま薪をくべて火を焚くと、暖炉内の薪に当てるスペースが小さくなって、空気の通りも悪くなり、少量の薪しか燃えず、しかもうまく萌えないので暖炉と煙突に負担がかかるそうです。知らなかった・・・

こういう仕事がまだあるって、のどかだなあと思います。

お掃除屋さんのおかげで、いつでも薪を燃やせるようになりました。

10月になったら(ほぼ)確実に暖炉のお世話になるので、これで一安心です。

筆者

スイス特派員

ヘス 順子

スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。

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