スイスのロックダウン 今後はどうなる?
3月16日から始まったスイスのロックダウン。
スイス連邦政府は慎重に、今後どうロックダウンを緩和していくか検討し、会見をしています。
スイスのロックダウンは3段階を経て緩和される方針。
第一の緩和は4月27日。
園芸センターや美容室、ネイルサロン、理学療法(フィジオテラピー)といったサービスも再開されます。
私は会見を見ていて「どうして濃厚接触する美容室が真っ先にオープンなの?」と思ったら、すぐに大臣が「美容室や園芸店の再開を多くの国民が期待していて需要が多いから」と説明しました。
なんと!
需要が多いから再開!
しかも、その大臣の髪は見る限りは存在確認ができません!
そして自分にがっくり・・・私はスイスに来て6年半、2回はスイスに住む日本人の美容師さんに切ってもらい、あと2回は美容師見習いの男の子との練習台になっただけ。
4回だけ髪を切ってもらいましたが、髪を染めることもなく、伸びたら自分で切っていたので・・・なんか「枯れたなあ」としょんぼり。
ロックダウンに気付かされた、自分のオシャレ度。
日本にいる時よりメイクが極限まで薄くなり、着るものに執着がなくなり、髪は放置・・・そんな私の怠け心を、このロックダウンは助長させてしまっているのです!
そんな反省をしつつ、今後のロックダウン緩和を見ていくと(社会復帰に向けて)、
第二の緩和は5月11日。
全ての店舗、小中学校の再開などが待っています。
第三の緩和は6月8日。
大学や職業訓練学校、図書館、美術館などの再開です。
レストランや映画館、大きなイベントについては今後の様子を見ながら決めるそう。
大量に生まれる失業者を救うための政策にも感謝だし、経済を回しながらも感染者を増やさないよう真摯に考えてくれているスイス連邦政府に感謝です。
さて、今日も植物をご紹介します。
勿忘草。
3年前に青、ピンク、白の三色を買って植えたのですが、枯れてしまいがっかりしていたところ、こぼれ種からこの青が咲いてくれました。
行者ニンニク。
3年前にどこからともなくやって来た1株が、今年はこんなに増えました。
ニンニクの香りがするハーブのようなもので、ペーストや餃子にぴったり。
日本では北海道で採れるそうですね。
スイスでも他の地域では4月初旬には収穫できたそうですが、ここアッペンツェルではやっと収穫が始まりかけた頃。
とにかく健康に、生きたいですね。
追記
在スイス日本国大使館からの情報によると、
感染者数:28,595人(前日比+181)
死亡者数:1,308人(前日比+41)
どんどん減って来ています!
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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