三丁目の夕日 2017年のアスタナ万博に向けて
カザフでは沢山日本車を見かけます。それもトヨタレクサスなど高級車が多いのが特徴。
遊牧民だったカザフ人にとって良い馬=良い車に乗ることは一種ステータスなのだとか。
馬の如く車を操るカザフ人の運転はまるでマリオカートのような荒さなので要注意です(笑
さて、前にもお伝えしましたが、街にトヨタ、日産、三菱が溢れるカザフには親日家が
多く、日本人であると伝えると「イポーニ♪」と親しみ込めて呼ばれることもしばしば。
そんなカザフの首都アスタナで今週、日本大使館による『日本映画祭』が開かれました。
会場は昨年オープンした中央アジア最大の複合メディア施設アスタナメディアセンター。
22階建て、25万㎡のセンターは、4つのニューススタジオ、8つの制作スタジオ、2つ
のドラマスタジオ、10のラジオステーションがあります。早速中に入ってみることに☆
構内はシルバー系を基調とした近代的で洗練された空間が演出。とっても広くて開放的。
"JAPAN"と書かれた法被を着たキレイなお姉さんの案内を受け、奥のホールへ進みます。
入口では上映作品の紹介やパンフレット等が配られてました。カザフの女性はとても日
本人に似てて、しかも美人さん揃い。以前この国から『ミスアジア』が選ばれたことも。
1,000人収用可能という広さにも拘わらず、映画祭初日は8、9割が埋まる程の大盛況。
映画祭では「ALWAYS三丁目の夕日'64」や「ハッピーフライト」など5作品が上映(露字幕)
冒頭、浴衣を着たカザフ女性の心温まるスピーチの他、日本のサムライ(大使館の武官
殿)による日本刀演舞もあり、隣の方は興奮の余り何度もシャッターを切ってました☆
初日は夕方からのスタートだったためALWAYSのみでしたが、上映中皆さんよく笑い、
感動のシーンではすすり泣く声も聞こえ、最後には大きな拍手がわき起こるなど大成功。
ALWAYSは日本が終戦から高度経済成長へ移行した1964年、日本中がアジアで初めて
開かれる東京オリンピックに向けてこころ一つにして盛り上がっていたころのお話です。
2017年に万博を開催する今のカザフスタンの様子に重なる部分が多くあり、4年後は
もちろんのこと、これからアスタナがどの様に変わっていくのか楽しみでなりませんね。
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