皇帝ナポレオン閣下 カザフに大遠征☆

公開日 : 2014年02月16日
最終更新 :

日本を始め多くの国は、他の国と姉妹都市のような関係を毎年期間限定で結んでいます。

え?と思われるかもしれませんが、カザフスタンの昨年からのお相手は、フランスです。

そのためこの一年、フランス関連のイベントが首都アスタナにおいて沢山開かれてます。

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一連のトリを務めるのが、独立宮殿で開催中のナポレオン展「Napoleon. Life. Legend」

独立宮殿の前の綺麗なアーチも演出のひとつに感じつつ、心は19世紀のフランスへ。革

命の時代とその後の混乱を乗り越えて築き上げられた「ナポレオンワールド」へ、いざ☆

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入館料400テンゲ(約250円)を入ってすぐ右側の受付で支払ったら、会場のある2階へ進

みましょう。場内は写真撮影可とのことでしたので、遠慮なくたくさん撮ってきました。

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ナポレオン展は9のセクションに分かれてます。まずは生い立ちから Born in Ajaccio

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フランス革命 French revolution を経て将軍の間へ Napoleon、Revolution general

エジプトに勝利し、歓喜のフランス民衆から迎えられたナポレオンはクーデターに成功。

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ナポレオンが実際に使っていた二角帽は、当時将軍や参謀将校も正装の際に利用してい

たそうです。日本の宮内庁車馬課では今でも信任状奉呈など皇室行事で着用しています。

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時は1804年。議会の議決と国民投票を経て皇帝ナポレオンが誕生 Emperor Napoleon

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展示品は約300点。大型絵画だけでなく、工芸品や手稿、家具などを間近に見られます。

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妻ジョセフィーヌの衣装。皇帝は読書好きだったものの飽きっぽかったため、読破した

本は殆どなく妻に毎晩読んで貰っていたのだとか。孫子の兵法も愛読書だったそうです。

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ナポレオンが若き英雄だった頃、近衛猟騎兵大佐の制服を好んで着用していたとのこと。

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革命の時流に乗り皇帝となったナポレオン。死因に謎を残し享年51歳 Exile and death

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伝説へのエピローグは映像にて。余韻を残しながら最後の間 The birth of the legend

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期間は昨年12月から約2か月間。たったひと月で6千人近い来場者を記録したナポレオン

展は、パリ8区にある美術館グラン・パレとナポレオン財団が主催し、アスタナ市が後援。

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独立宮殿では、予約することなく英語とロシア語で学芸員の方が作品を紹介してくれま

す。今回もとても丁寧にナポレオン統治下の市民社会の変化など解説して下さいました。

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独立宮殿の展示会場では、絵画の常設展や光るアスタナ全体の超大型模型も楽しめます。

昨年は久保田一竹の着物展もここで開催。アスタナにお越しの際は、展示内容を事前に

ウエブで確認されてみてくださいね。意外な展示会との出会いがあるかもしれません☆

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【Palace of Independence】

Address: Tauelsizdik Ave 52、 Astana

Phone:8 (7172) 700 383

Website:http://www.inform-city.com/?p=11606

Hours:10:00-18:00 (TUE~SUN)

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