美女と猛獣 サーカスの街アスタナへようこそ☆
皆さんはボリショイやニクーリンというサーカス団を聞いたことがありますか?さすが
旧ソ連のカザフスタン。時折大きなサーカス団がロシアなどCIS諸国からやってきます。
サーカス場は前回ご紹介したショッピングモール「MEGA」のお隣。旧市街手前の新
市街にあり、下の写真の真ん中にある謎の飛行物体のような形をした円盤状の施設です。
会場の前にはサーカスらしく、こんな感じのかわいらしい親子の象さんがいたりします。
チケットはネット販売をしておらず場内チケット売り場のみの販売なので、現地の旅行
代理店に頼んで購入しましょう。値段は席によりますが3千テンゲ(約1800円)ほどです。
毎月の様に土日に開演してますが、やってない週もあるので事前のチェックが必要です。
子どもたちには光りものが人気。中には顔にペインティングして貰ってるコもいました。
それでは早速会場へ。場内はなんと2千席。入口ではスタッフの方が案内してくれます。
アスタナでも、サーカスと言えば舞台を観客が取り巻いて見下ろす円形劇場スタイル☆
重厚感たっぷりの幕。古代エジプト時代まで遡るサーカスの長い歴史を感じさせますね。
生楽団の演奏と力強いアナウンスの中、空中曲芸からスタート。もうスゴイの一言です。
フラフープをぐるぐるやってるお姉さんが、ぐるぐるやりながら宙に舞っていきました。
つづいて地上芸。超カラダの柔らかい妖精のようなお姉さんが、これでもかってほど平
衡感覚の凄さを見せつけたり、何重にも重なり合う人間ピラミッドなどが披露されたり。
この男性はとにかくすっごい怪力。軽々とお姉さんたち6人を持ち上げて回してました。
驚いたのは車にひかれても問題なしの強靱さ。最近のサーカスには自動車も登場します。
さてさて、いよいよ動物たちの登場。さすがはシルクロードの国らしく、まずはこちら。
薔薇の花を手にした美女に操られる水牛たち。このあと激しい闘牛の始まりはじまり~
まるで中に人が入っていると思わせるほど器用に動き、二足歩行も軽々こなすクマさん。
象さんの存在はそれだけで迫力あり。笑顔振りまくキレイなお姉さんにもうっとりです。
サーカスは途中15分くらい休憩があります。休憩の醍醐味は、さっきまでショーをして
た超人や動物とふれ合えること。近くでみるとすごい筋肉。しかもとても優しく紳士的。
ダルメシアンと一緒にハイチーズ。ちなみにロシア語では「スィール」と言うのだとか。
さぁついに!サーカスも佳境を迎えいよいよ大物。そう百獣の王ライオンの登場です!
迫力とオーラをまとった猛獣たちが炎燃えさかる輪の中に次々と飛び込んでいきました。
フィナーレはにぎやかに団員たちが一堂に会し、鳴り止まない拍手の波につつまれます。
日本では92年にシルク・ドゥ・ソレイユが来日して以降、一時はブームが訪れたものの、
最近は「日本三大サーカス」と言われたあのキグレ・サーカスが休業するなどしています。
こちらではまだまだすごい熱気のサーカス鑑賞。ぜひ好奇心とともに伝統芸能を楽しま
れてくださいね。客席の一体感も含め子どもの頃を思い出すひとときになるはずです☆
【 Столичный цирк 】
Address: Astana, Kabanbai batyra str. 5
Phone: 8 (7172) 244 060
Date: 不定期 (SAT or SUN)
Ticket Counte: 10:00~19:00 (every day)
Website: http://www.circus-astana.kz/
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