130の民族を抱えるカザフスタンが誇る「民族統一の日」を遊ぼう☆(前編)
3月のナウルーズはまだまだ寒かったけれど5月からアスタナは最高の季節に入ります。
そんな季節の節目を現すかのように5月第一週は1日の民族統一の日、7日の祖国防衛
者の日、9日の戦勝記念日など日本のゴールデンウイークのように連休がつづくのです。
4月半ばになると街中バナーがはためき、1日に向けたカウントダウンが始まります。と
いうことで130もの民族を抱えるカザフの「民族統一の日」イベントに行ってきました。
この日はカザフにとってとても大切な日。ここアスタナでは市内30か所でイベントがひ
らかれました。中でもメイン会場となるのはピラミット型の「平和と調和の宮殿」の前。
会場には色々な民族がブースを出しています。民族構成は多い順からカザフ、ロシア、ウ
クライナ、ドイツ、タタール、ウズベク、ベラルーシ、そしてウイグル人につづきます。
カザフ人のブースでは長老たちが車座になる前で若者による踊りが披露されていました。
長老が囲むテーブルにはカザフ人の心である「ベシュパルマック」という料理が見えます。
ウズベク人のブースでは、着飾ったかわいい子供たちが家族と一緒に記念写真をパチリ☆
聞きそびれましたがテントの色から創造すると、きっとカタール人の民族衣装...かな?
やはりチャイナドレスは皆の目を引きますね。セクシーなスリットは、ルーツとなる満
州民族が騎馬民族だったからとのこと。馬に乗るために入れた切り込みだったそうです。
柔らかくも美しい音色奏でる中国の音楽が広場を歩く人たちの耳を楽しませてくれます。
メルヘンなドイツの衣装。グーテン・ターグと言うとかわいい笑顔を向けてくれました。
普段街を歩くとロシア系、アジア系という違いしかわかりませんが、民族衣装を着ると
皆自分たちの民族に対するアイデンティティーを持っていることを再認識させられます。
それぞれが違いを受け入れ、うたい踊りながら祝日を祝う姿は本当に微笑ましいですね。
ということで!盛り沢山な「民族統一の日」。後半は各ブースに飾られた小物の数々や
この日のメインイベントである各民族の踊りのショーなどについてご紹介していきます。
日本では中々感じられない民族の交差するシルクロードの祭典後半、乞うご期待あれ☆
https://tokuhain.arukikata.co.jp/astana/2015/05/post_70.html
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。