130の民族を抱えるカザフスタンが誇る「民族統一の日」を遊ぼう☆(後編)
3月のナウルーズはまだまだ寒かったけれど5月からアスタナは最高の季節に入ります。
そんな季節の節目を現すかのように5月第一週から続く連休は「民族統一の日」からス
タート。前半では各民族のブースの人たちを紹介しましたが、早速後半に入りましょう☆
https://tokuhain.arukikata.co.jp/astana/2015/05/post_69.html
後半は各ブースの小物から入ります。民族構成第二位を誇るロシア民族のブースではお
馴染みマトリョーシカのお出まし。協賛はレストラン「トラディッショナル」とのこと。
本格的なロシア料理を楽しめる「トラディッショナル」は今度あらためて紹介しますね。
こちらもセンスが光ります。最近日本で国の呼び名がグルジアから変わったジョージア。
日本人にとって馴染み深いですね。アスタナには美味しい韓国料理店が何店かあります。
こちらはインテリアというよりちょっとしたオブジェでしょうか。遊牧民にとって馬は
生活に欠かせず家族の一員でした。ちなみに写真を撮っている方々はウイグル女性です。
独立宮殿の前の会場は広く、広場の中央ではちびっ子たちが元気に力比べをしてました。
こちらは大人の力だめし。1分間に何回鉄球を持ち上げられるかを競っているようです。
本格的な柔術大会。澄みわたる青空の下、鮮やかな一本背負いで観客を沸かせてました。
カザフスタンの独立を記念して作られた大きな塔「カザク・イェリ」の前に沢山の人。。
まるで遊牧民の王が鎮座するような大きなテントでは物々しい警備体制が敷かれてます。
それもそのはず、最近選挙で再選を果たしたナザルバエフ大統領が演説中だったのです。
130の民族を抱えながら、それぞれが違いを受け入れながら仲良く暮らすカザフスタン。
世界では民族紛争が絶えない中、少数民族の不満が噴出することなく皆がカザフスタン
という国を愛しており、大統領のバランス取れた民族政策は本当にすごいなと思います。
(写真出典:Kazinform,http://www.inform.kz/eng/article/2772022)
演説を終えて、ステージでは様々な民族がそれぞれの伝統的な踊りを披露していました。
さあこちらはわれらがカザフ人。やわらかく腕を広げて鳥を表現する動きが印象的です。
時にはアップテンポな歌のステージもあり、黄色いシャツを着た学生たちが黄色い歓声
を上げながら大いに盛り上がります。まさに学校祭のような弾けたお祭りムードですね。
透き通る青空に平和の象徴である鳩を模した白い風船が放たれました。民族統一の日は
1995年に設置されて今年で20年。今年は更に建国550周年の年でもあるとのことです。
次の世代、その次の世代も130の民族がずっと仲良く暮らせる国でありますように☆
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