スマホの修理もお手の物 やはり優秀アルチョムバザール
街中を撮影しながら歩き回る我らにとって、一番大事な撮影機材。
そう、iPhoneのカメラに、傷を入れてしまいました。
これは参ったと思うと同時に、私はある場所を思い浮かべました。
おそらく、アルチョムバザールに行けばどうにかなる。
多くのアスタナっ子も同じ考えに至る筈です。
という訳でアルチョムバザールにやってきました。関係ないけど今日も寒い。
バザール一階の野菜売り場の元気なおばさん「Спраосои! Что хочесь?」（何が欲しいんだい坊や？！＝意訳）
今日は野菜がメインではないのでここはスルー。
野菜売り場から、扉を隔てて電気コーナーに至ります。
扉をくぐるなり多くの女性が声を掛けてきます。
「Что искали, парень」（お兄さん何かお探し？＝意訳）電気コーナーには若い女性が多いです。
バザール内の電気コーナーは、所謂家電量販店とは形態が異なります。
広いスペースに小さなブースが並び、それぞれのブースに店員さんが収まっています。
独立採算制の、小規模の展示商談会といった感じです。
売っているものは携帯電話、Simカード、充電器、スマホカバー、そしてハンドスピナーなどです。
そのなかのひとつ、部品が並んでるブースで店員さんに質問をします。
ボラれる危険があるので、勿論注意をしながら。
ここで重要なのは、店員さんに相談して値段を聞くのではなく、その値段でやれるか確認する事です。
具体的には、先ずは望む修理を出来るかどうか確認→最大出せる金額を自分の中で明確にした上で→値段は先ずこちらから提示（今回は希望価格の半額を提示してみる）→価格の提案の応酬、商人との会話それ自体を楽しむ、という流れがベストでしょうか。
先んずれば制す。
「いくらで出来ますか？」（Сколько стойт?＝スコーリカ ストーイト？）ではなく「○○テンゲでやってくれますか？」（Можете на ○○ тенге？＝モージェッチェ ナ ○○ テンゲ）でいく事です。
早速交渉の開始です。
と思ったらあっという間に成立します。
「5,000テンゲ（約1,700円）でよい。10分待ってろ。」
なんと心強い言葉でしょう。
「これも持ってけ。」
交換したレンズユニットを手に、心穏やかに家路に就くのでした。
それと序でに、アスタナへの旅行と併せて、安くiPhoneをゲットしようという向きもあるので、現在の実勢価格を記しておきます。
iPhone8 64GB 319,900テンゲ（約106,000円）
iPhone8 Plus 256GB 464,900テンゲ（約155,000円）
あまり安くないですね。
実際、スマホは沢山の種類が販売されていますが、アンドロイド搭載のものであれば一番廉価なものだと破格です。
Beeline Smart8 16,990テンゲ（約5,500円）
バザール電気コーナでは、中古の機種も販売されていますが、二コイチ・サンコイチは当たり前なのでＩＭＥＩ番号を自分で確認出来る等、それなりに詳しい人以外手を出さないのが吉でしょう。
なお、中古品は「ブー」（表記はБ/У＝бывшего употребления＝以前に使用されたの意、口語でもよく使います）
新品は「ノービィ」（новый）といいます。
【Артём базар】
住所：Sakan Seyfullin St. 47
営業時間：9:00ー23:00（無休）
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