こんな競技があったのか 氷上トラックレーシング

公開日 : 2018年02月10日
最終更新 :

やはりというか冬のアスタナ。

寒さも相まって、気軽な外出というか、レジャーもそんなに多くないのも実情です。

とはいえ、どこかしらに出かけたいのも人情というもの。

そしてアクセスするのが『TICKETON』というサイトです。

要はチケット販売サイトなのですが、映画、劇場、コンサート、スポーツからツアーまで、幅広く扱っています。

日時と街を入力すれば、すぐさまイベント一覧が出てきます。

HPに従ってカードで決済して、pdfを印刷すれば、チケット調達完了です。

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こうしてやってきた『Ледовый дворец Алау』(氷の宮殿、アラウ)は普段はスケートリンクです。

この日開催されたのが『FIM アイススピードウェイ・グラディエーターズ世界選手権』。

国際モーターサイクル連盟(FIM)の主催する、氷上のトラックレースです。

多くのたなびく旗を見る限り、メインスポンサーは『LUKOIL』(ロシアの石油メーカー)でしょうか。

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観客の入りは半分くらいで、いよいよ競技が開始されます。

寒すぎて選手が凍っています。というのは嘘で、肖像権的にマズそうなのでボカシを入れています。無念。

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この競技は(名前の通り)トラックレースの一種で、4人がトラックを4周して順位を競います。

FIMの公式HPによると、コースの大きさから使用できるバイクの排気量からエンジンまで、細かいルール規定もある様です。

参加国は見た感じ、ロシア、カザフスタン、ドイツ、オーストリア、フィンランド等で、この『アイスグラディエーター』に関していえば、ロシアが圧倒的に強いのだそうです。

エンジンの爆音とともに、氷の粒を巻き上げるレーサー達の走りに圧倒されます。

レースを撮ってると思いきや、何時でも何処でも自撮り大好きカザフ人。

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見た事もないスタッドタイヤの迫力に、マッドマックスを彷彿とさせますが、そんな野蛮なレースではありません。

おそらく、相手を倒して順位を上げる様なレースにしない為のルール整備なのか、一緒に走っている、だれか一人でも転倒やクラッシュをした場合、直ちにその回は中止され、再度同じメンバーで、レースはやり直しとなります。

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所謂、膝スリというのか、そういうレベルを超えている傾斜角。見ているだけでバイク乗りの血が騒ぎます。

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子供からお年寄りまで。レースが終わる毎に皆、選手に惜しみない拍手を送ります。

そして友人に自慢する為か、スマホで撮影しまくります。

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肖像権的の関係で、写真にボカシを入れていますが、イベントは是非ナマで。

イベント探しは『TICKETON』等、ネットを有効に利用するのが吉です。

【Ледовый дворец Алау】

住所:Кабанбай батыр 47

営業時間:8:30 - 18:00(昼休み 13:00 - 14:30)

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