散歩も立派なホビーです イシム川沿い中央公園
日の長い夏のアスタナ。
朝の5時に日が昇り、暗くなるのは22時前後。
陽の明るさ暖かさを貪る様に、街の人々は遅くまで外で遊びます。
私もその例に倣い散歩に出掛けます。
ここでロシア語で散歩を指すгулять(グリャーチ)という語が思い浮かびますが、まさにそれです。
ソ連時代の人々は物がなかったせいもあり、何時間もグリャーチしたといいますが、このお散歩文化はそう簡単に廃れない様です。
イシム川の左岸、地図で示すと南側、カバンバイ通りとトゥラン通りに挟まれた一帯に、大きな公園が横たわっています。
森というよりは芝生の中の道を、ひたすら歩きます。
この先に何があるのか分からないものの、人の流れに沿って奥へ奥へ進みます。
この流れはさしずめ、冬には何もなかったこの公園に、活力を与える血液かの様です。
コクシェタウのアイスとおもちゃ屋さんが並んでいます。
このアイスは美味しいので絶対買うに一票。
公園の真ん中に湖があり、その湖を渡る橋の上からは遊園地ゾーンが見えてきました。
横並びに固定された座席が回転するタイプのアトラクションの前で、小学生と思しき少女たちが、皆一様に羨ましそうに佇んでいます。乗り物が8才以上なので、年齢制限憎しの顔でしょうか。
その隣で引率の先生が遊具の様子を、スマホで動画撮影しています。彼らにとっては珍しいのか、撮影の理由が謎。
テニスコート大に水を張ったプールに、ボートを浮かべた乗り物もあります。
その名も「楽しい小舟(複数形)」、スマホが濡れると嫌なので、私は今日はパス。
さらに奥に進むと、フィールドアスレチックというのか、高所をロープで渡ったり木のブランコに登ったりして遊ぶアトラクションもあります。スマホを落とすと嫌なので、私は今日はパス。
メリーゴーランドをはじめジェットコースター、回転系のアトラクションと、下手な遊園地に見劣りしないくらい乗り物があります。
ポップコーンや綿あめ、これらも日本より安いです。それぞれ70円やそこら。
この街の人は射的が好きなのでしょうか、目にする4台目の射的です。
驚いた事に、イシム川の川っ縁にビーチが出来ています。そしてレンズを向けた瞬間、これはもはや盗撮。
このビーチの営業時間は10時から20時30分、入場料は大人500テンゲ、14才まで200テンゲ、16才までは要保護者同伴です。
シートの上で日焼けする人、川で泳ぐ人、みんな楽しそうです。フルチンの男の子も◎
街の真ん中ツェントラーリヌィ・パーク、オススメです。
【ツェントラーリヌィ・パーク】
https://goo.gl/maps/ZiHPZP7HEuG2
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