散歩も立派なホビーです イシム川沿い中央公園

公開日 : 2018年07月23日
最終更新 :

日の長い夏のアスタナ。

朝の5時に日が昇り、暗くなるのは22時前後。

陽の明るさ暖かさを貪る様に、街の人々は遅くまで外で遊びます。

私もその例に倣い散歩に出掛けます。

57-01.jpg

ここでロシア語で散歩を指すгулять(グリャーチ)という語が思い浮かびますが、まさにそれです。

ソ連時代の人々は物がなかったせいもあり、何時間もグリャーチしたといいますが、このお散歩文化はそう簡単に廃れない様です。

イシム川の左岸、地図で示すと南側、カバンバイ通りとトゥラン通りに挟まれた一帯に、大きな公園が横たわっています。

森というよりは芝生の中の道を、ひたすら歩きます。

この先に何があるのか分からないものの、人の流れに沿って奥へ奥へ進みます。

この流れはさしずめ、冬には何もなかったこの公園に、活力を与える血液かの様です。

57-02.jpg

コクシェタウのアイスとおもちゃ屋さんが並んでいます。

このアイスは美味しいので絶対買うに一票。

57-03.jpg

公園の真ん中に湖があり、その湖を渡る橋の上からは遊園地ゾーンが見えてきました。

57-04.jpg

横並びに固定された座席が回転するタイプのアトラクションの前で、小学生と思しき少女たちが、皆一様に羨ましそうに佇んでいます。乗り物が8才以上なので、年齢制限憎しの顔でしょうか。

その隣で引率の先生が遊具の様子を、スマホで動画撮影しています。彼らにとっては珍しいのか、撮影の理由が謎。

57-05.jpg

テニスコート大に水を張ったプールに、ボートを浮かべた乗り物もあります。

その名も「楽しい小舟(複数形)」、スマホが濡れると嫌なので、私は今日はパス。

57-06.jpg

さらに奥に進むと、フィールドアスレチックというのか、高所をロープで渡ったり木のブランコに登ったりして遊ぶアトラクションもあります。スマホを落とすと嫌なので、私は今日はパス。

57-07.jpg
57-08.jpg

メリーゴーランドをはじめジェットコースター、回転系のアトラクションと、下手な遊園地に見劣りしないくらい乗り物があります。

57-09.jpg
57-12.jpg

ポップコーンや綿あめ、これらも日本より安いです。それぞれ70円やそこら。

57-10.jpg

この街の人は射的が好きなのでしょうか、目にする4台目の射的です。

57-13.jpg

驚いた事に、イシム川の川っ縁にビーチが出来ています。そしてレンズを向けた瞬間、これはもはや盗撮。

このビーチの営業時間は10時から20時30分、入場料は大人500テンゲ、14才まで200テンゲ、16才までは要保護者同伴です。

シートの上で日焼けする人、川で泳ぐ人、みんな楽しそうです。フルチンの男の子も◎

57-14.jpg

街の真ん中ツェントラーリヌィ・パーク、オススメです。

57-15.jpg

【ツェントラーリヌィ・パーク】

https://goo.gl/maps/ZiHPZP7HEuG2

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。