ヨットでエギナ島へ

公開日 : 2009年01月17日
最終更新 :

 少し前ですが、友人所有のヨットでエギナ島に行って来ました。最近アテネは天気の悪い日が続いていたので、前日の雨の日に誘いを受けた時は「えっ明日?!」と思ったのですが、当日すごくいいお天気になり、すっかりヨット日和。2年くらい前と、昨年10月にもクルーズ船で行ったエギナ島ですが、ヨットで連れて行ってもらえるならぜひ〜♪と参加しました。ラヴリオのヨットハーバーから出港、エギナ島までは回り込むルートなので約60kmありますが、日帰りで気軽に行ける島です。

R1 144.jpg

 ヨット所有のアギスさんは著名な弁護士で切手コレクターとしても有名。ネットでコレクターを検索すると上位にヒットするほど世界的に有名なコレクションを持っていたそう。ところが数年前、彼に何が起こったのか?!突然その希少な切手コレクションを全て売り払って、ヨットを購入!もちろん操縦免許もとって友人を誘ってはクルージング。最初のヨットはもう少し小型だったのですが、2年前に少し大きめの写真のヨットに買い換えたそうです。

R1_108[1].jpg

 ヨットはコンパクトに見えますが、中はけっこう広く、キッチン、6人以上は座れるダイニング、ベッドルーム、トイレが2つ。ヨットってやはりどこでも高いんでしょうけど、ちなみにお値段を聞いてみたら、やはり分譲マンションが買えるくらいのお値段!しかしそのくらいの金額になる切手コレクションって…。売る前に見せてもらいたかったなあと思ってしまいました。

R10111.jpg

 この日は私を入れて6人が乗船。乗っているだけだと呑気に、見渡す限り大海原ね…というカンジですが、エギナ島の近くはけっこう多くのヨットやクルーズ船がいて、とても注意を払って操縦しなければならないそうです。アギスさんが操縦をしてくれている間、他の5人はなんだか申し訳ないほどくつろいでしまいました。景色を満喫しつつ、カンタンな料理をしたり、カプチーノを淹れておしゃべりをしたり…。スニオン岬のポセイドン神殿のそばを通り過ぎた時は見事な風景でした。大勢の観光客が神殿の周囲にいるのもはっきり見えます。青空と紺碧の海にポセイドン神殿が美しく映えていました。風が強いのでウィンドブレーカーは必須ですが、陽射しが強くてそんなに寒くはありません。

R10113.jpg

 出港してから約2時間くらいでエギナ・タウンの美しい街並みが近づいてきました。島に着くと早速、美味しいフィッシュタヴェルナで遅めのランチをとることに。ただ今回は別の目的もありました。エギナ島に行くといったら、ギリシア人の友人に聖(アギオス)ネクタリオスへの願掛けを頼まれたのです。聖ネクタリオスとはギリシア正教においてなんと20世紀に聖人となった人。聖人というとてっきり紀元前とか、せいぜい中世までくらいにまつられたというイメージがあったのでびっくりしました。そのお参りの詳細は次回、書きたいと思います。

R1_178[1].jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。