高級住宅街プシヒコの人気レストラン

公開日 : 2011年02月13日
最終更新 :

 アテネ郊外(都心から約6km)ほどのプシヒコは、各国大使館や大使公邸などがあり、高級住宅街として知られるエリアです。レストランやカフェも洗練された店構えが多く、政治家やジャーナリスト、芸術家などが常連の店も多いエリアです。

 「GASPAR (ガスパール)」は昨年のクリスマス前あたりにオープンしたレストランで、最近でも予約しようとすると1週間待ちという人気ぶり。友人の誕生日のディナーに行ってきました。

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 入り口付近に位置しているバーカウンターはかなり大きめ。1日中、カフェやバーとしてもオープンしています。ディナーの時間帯だったので、ドレスアップしている人が多かったですが、昼間はカジュアルな雰囲気。サンドイッチ、バーガーなどの軽食もあります。それにしても、タバコを吸っている人の多いこと!この辺りはうちから近いのでよく来るのですが、上品なエリアなので、禁煙法がしっかり守られていたはずなんですけど...^^;

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 メニューには料理のコンセプトも書いてあり、ギリシャ料理ベースの多国籍風ですが、日本のテイストを多く取り入れたメニューがたくさんあると書いてあります。最近はちょっとアジア風なだけでも、日本風と書けば話題になるようで、フュージョン系レストランはこぞって日本料理とうたっていますが...。

 メニューにはTENPURAとかWAKAMEなどの文字が目につきます。なんちゃって日本料理には何度も懲りてはいるのですが、やはりネタとしてオーダーせずにはいられず、前菜にTENPURAをとりました。

 案の定、うやうやしく運ばれてきたものは、タラのフライ!これはまるで独立記念日に食す揚げたタラでは~?!まあ独立記念日のタラのフライはガーリックとポテトのペースト添えですが、それは付いてないものの、思い切りギリシャ料理でした(笑)。添えられていたのはビーツ(甜菜)で、こちらではよく食されます。鮮やかなピンク色のソースは、マヨネーズベースでビーツの天然の赤い色で彩りを出しています。まあ...天ぷらとは違うものと思って食べれば美味しい一品でした(下の画像)^^;

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 こってりしたフライを食べたせいで、メインが食べられなくなり^^;ちょっとサラダなどをつまんだ後、デザートを。レモンの効いたレアチーズケーキで、添えられたベリーのムースはふわふわ、繊細な味で甘すぎず美味しかったです。

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 食事は美味しいけれど、ひとり40~50ユーロくらいと高め。予想はしていたものの、料理は日本風とはかけ離れていますので、まあギリシャ料理ベースの多国籍レストランとして捉えた方がいいですね^^;

 雰囲気は紫、青系統の照明でとてもスタイリッシュ。オレンジ系のインテリアも素敵だし、カフェやバーとしてなら、また行ってみたいと思いました。

★GASPAR(ガスパール)

住所 : Λεωφ. Δημ. Βασιλείου & Λυκούργου, Φάρος Ψυχικού

(レオフォロス ディミトリウ  ヴァシリウ&リクルグウ ファロス プシヒクウ)

TEL : 210 677 5011 (ディナーは要予約)

営業時間 : 10時~夜中の2時(食事ラストオーダーは1時まで) 

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