日本車の多いニュージーランド

公開日 : 2009年11月26日
最終更新 :
筆者 : Hannah

ニュージーランドを車で走ってみると、日本とさほど変わらないものがあります。

左側通行、そして走っているほとんどの車が日本車です。

先日、信号待ちで前に停まったトラックを撮影しました。

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もうちょっと寄ってみます。

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交通安全ですよ(笑)

明らかに日本語です。

私の職場に出入りしている工事の業者のトラックには 「〇〇建設」としっかり看板が入っていますし、同僚の乗っている車には群馬県のトヨタのディーラーのステッカーが貼られています。

走っている車で今まで見かけたのは暴走族が乗っていた車かしら。。。っていうように改造してあって、すごい派手な日本語ステッカーを貼った車に70歳後半くらいのおばあちゃんが乗っていたり。

はたまた明らかに「ハローキティ」というステッカーをはがした跡が残っている車に若いお兄ちゃんが乗っていたり。

角を曲がってくるトラックから聞こえてきたのは「左へ曲がります。ピピーピピー左へ曲がります。・・・」

このような事は日常茶飯事で、主人が乗っている車も私が乗っている車も、日本からの輸入です。

ニュージーランドでは車は作られていないので、全ての車が輸入車です。

特に多いのが日本からの輸入。

新車もありますが、輸入される車のほとんどが中古車です。

こちらでは中古車を買うのは普通で新車ディーラーよりも中古車屋さんの方が多いと思われます。

オークランドの港では日本からの輸入車を届ける大きな船がしょっちゅうとまっているのがよく見られます。

そしてモーターウェイを走っていると遭遇するのが車運車。

DSCN1948.jpg

これらの車も日本から運ばれてきたものです。

どうしてわかるかって?

よーく見ると、しっかり車庫証明が貼られていますからね。

売られる時には車庫証明は剥がされますが、車体に貼られた上記のようなステッカーなどは日焼けしていたりするので剥がさずそのまま売られるケースが多いです。

また、購入する際には日本でどんな人がどこで乗っていたのかなど、簡単な車の経歴がわかるようになっています。

中古車はニュージーランドへ来るまで買ったことはありませんでしたが、買う際に注意しなければいけない点が多々ありました。

以下のことを頭に入れておくと便利かもしれません。

例えば社用車(ボンネットバンなど)に使われていたら雑に扱われていた可能性が高いとか、北海道からの車は初期登録から年数は短いのに距離が以上にのびていたり、逆に東京や大阪の場合は街乗りが多いために初期登録から年数は経っているのに距離が伸びていなかったり。

若い人が乗っていたような型の車ならエンジンをふかしたりして見えない部分が傷んでいるかもしれません。

また、絶対に見落としてはいけないのが事故の跡。

最近は2個1(にこいち)というのはほとんど無くなったと思いますが、大きな事故をした車を板金で直して売りに出しているのはよくあること。

新車でも当たりハズレがありますが、中古車にはもっと当たりハズレがあります。

もしもニュージーランドで中古車を買うことになったら、それは両目をぱっちりあけてしっかりとチェックされることをお薦めします。

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