バスでのいろいろ

公開日 : 2012年05月07日
最終更新 :

ニュージーランドでは大きな都市であるオークランドであっても、

電車やバスは基本的に座れるものなので、日本のように立って乗るということは、

朝晩のピークでもそんなにありません。

先日、昼過ぎだったのですが、バスが思いのほか混んできました。

その日は、スクールホリデー中だったので、

小学低学年くらいの子供たちが5~6人乗っていて、皆、座っていました。

次のバス停に停まると、10数人が乗ってこようとしていました。

座席の後ろのほうから、「Children Stand」の声が。

さらに運転手さんが、すくっと立って、「Children stand!!」と叫びました。

子供たちは全員立って、後から乗って来た年配のかたに席を譲ってました。

なんだか気持ち良い瞬間でした。

こちらでは、バスを降りるとき、

乗客が「Thank you」と言って降ります。

日本では、運転手さんが「ありがとうございました」と言ってくれるほうが多いですよね。

都市部と地方で違うかもしれませんが、、。

あと、こんなこともありました。

バスが走っていると、横から急に車が出てきて、あやうく衝突のところ、

急ブレーキで停まりました。乗客もざわつくほどの勢いでした。

日本だと、ここで、乗客に対して運転手さんからお詫びのアナウンスが

ありそうなところですが、とくに何もなく走り始めました。

すると、年配の女性が、運転手さんに近づいて、

肩をぽんぽん、、と叩いて、「大丈夫?怖かったよね、、」みたいな感じで、

その後も肩をさすってました。軽くカルチャーショックでした。

ここでは、運転手さんは仕事中も一人の人間として、

乗客も一人の人間として、そこにいるんだなぁと思った瞬間でした。

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