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インドネシア/バリ特派員ブログ プトゥ・ヒロミ

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2008年6月30日

チビッコを連れてバロンダンス観賞


チビッコを連れてバロンダンス観賞

このごろはすでに乾期、天気も良く気持ちがよい週末となりました。
チビッコを連れてバロンダンス観賞に出かけることに。
バリ島の芸能ですが、お客様が観賞出来るのは会場も決まっていて、お客様向けにアレンジされた芸能のみ。
地元の人はお寺の誕生祭などに、奉納芸能としてお寺で上演される芸能をよく見ていますが、これはよっぽどバリ人の友人でもいないかぎりは見ることは出来ません。
しかし、6月に行なわれるアートフェスティバルでは奉納芸能も上演されるんです。
もし本物の芸能が観たい!と思う方は6月にバリ島にいらっしゃるといいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、バロンダンスはバリ島の芸能の中でも有名な芸能でして、やっぱり一度は見ておかないと!
チビッコはテレビやビデオでは見ていましたが、本物のバロンダンスを観るのは初めてです。
それでは、始まり、始まり〜〜

バロンの踊りはガムランというバリ島独特の鉄製の楽器の合奏とともに演じられる踊りになります。
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バリ島の人々の心の中には、良い魂と悪い魂がいつも同時に存在をしていると考えられています。この踊りは人の心の中にある善と悪との戦いを物語っており結果として善悪両者ともに戦いの決着のつかないまま生き残る(すなわちこの世には善悪が永久に存在し共存する)といった内容です。この踊りに登場するバロンという動物は良い魂を表しています。
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またランダという魔女は悪い魂を演じています。物語が始まる前の歓迎の踊り、途中演じられる喜劇的な場面もお楽しみいただきます。
バロンの登場です。きめ細かいバロンの仕草や表情の演出を充分に堪能していただきます。
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サルとのかけあいなどバロンのかわいらしくおちゃめなところも楽しめます。
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チビッコ達は怖がるのかと思ったら・・・。そうでもなくて真剣に見入っていました。
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歓迎の踊りは二人の女性による華やかな踊りになります。
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サダワ王子は、この日バタリドルガという死神の生け贄として捧げられる運命にありました。サデワ王子の母親(女王)の二人の召使いはとての悲しがっています。
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二人の召使いの前に死神の使いである魔女が現れ、サデワ王子が死神の生け贄になることを二人の召使いに伝えます。
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二人の召使いは魔女が去った後に、サデワ国の首相にサデワ王子が生け贄にならないように助けを求めます。
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首相と女王が現れます。女王はサデワ王子が生け贄にされるのをとても悲しがっています。そこに魔女が現れます。魔女は女王の気が変わるのを恐れて、女王に呪いをかけて女王が首相にサデワ王子を生け贄にするように命じさせます。
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首相はサデワ王子を自分の息子のように愛しており、なんとか女王の命令に背こうとしますが、魔女はこれに気がつき首相に同じように呪いをかけます。
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そして首相は呪いに従いデワ王子を死神の住んでいる室の前の木に縛り付けます。嘆き悲しむ二人の召使い。
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シワの神様が現れます。シワの神様はサデワ王子が木に縛り付けられているのを見て、哀れみをもちサデワ王子を不死身の体にします。
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死神が現れます。死神はサデワ王子を見て生け贄の儀式にとりかかろうとします。大きな剣でサデワ王子を斬りつけますが不死身の体になっていることを知ります。
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死神の敗北です。死神は自分を殺すようにサデワ王子に頼みます。
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死神はサデワ王子に殺されて天国に行くことが出来ました。
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死神の第一の弟子のカレカは自分も同じように天国に行きたいと望みサデワ王子に死神と同じように殺して欲しいと頼みますがサデワ王子はこれを拒みます。
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カレカは次々と巨大な動物や鳥に変身して、サデワ王子と戦いますがいすれも負けてしまいます。
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カレカは最後の力を振り絞って悪魔の女王であるランダに変身します。
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サデワ王子はこのままではランダにかなわないことを知り、真実の神バロンに変身します。
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ランダとバロンの力は対等なためにバロンはさらに味方を呼びます。
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バロンの味方の剣士が現れてランダと戦います。しかしランダの魔法にかけられてランダに対する怒りを全て自分たちに向けるようにしむけられ、自らの体を剣で刺してしまいます。
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バロンはこれを見てランダの魔法を解きますが、結局はランダとバロンの戦いは終わりのない戦いになります。
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最後に終わりが終わった後で、お寺の僧侶達が代わりに生け贄を捧げます。また踊っている人達には清められた聖水がかけられます。
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これでバロンダンスはおしまい。
さあ、いかがでしたでしょうか?

これがお寺で行なわれる奉納のバロンダンスですと本当にランダに乗り移られてトランス状態になり生きたニワトリを頭から食べてしまうなんて事態にもなります。ヒェ〜。
ワタシはテレビでしたか見たことないですけどね。あのいっちゃった目つきはやはりマジかと思いました。この芸能はお客様向けになっているので、演技の範疇は超えないようですが、それでも魔女が乗り移っては大変ということで朝からの上演になったんですって。

バリ島からの芸能紹介でございました。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2008年6月30日
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      プトゥ・ヒロミ
      1995年よりバリ島が大好きで通い続け、1999年にバリ人のスカスカ氏と出会って結婚と同時に移住。ホームページやソーシャルメディアを通じて、バリ島の良さや素晴らしさを知ってもらいたいと現地から情報発信を続けている。バリ人の生活から宗教観、観光地、レストラン情報など、バリ島旅行に役立つ記事をほぼ毎日更新している。 DISQUS ID @disqus_kKx5FDfGYo

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