レバラン前の情報

公開日 : 2010年09月08日
最終更新 :

イスラム教の断食明けがいよいよ迫ってきました。

この時期の注意事項をお伝えしたいと思います。

写真はスミニャックのアナンタラホテルの最上階のレストランで

撮影した夕日です。盗難への注意、デング熱、狂犬病への注意と

いろいろあります。バリ島は危険なところ!!とマイナス情報に過剰反応を

されても困るのですがこうしたマイナス情報をしておくことで未然に防げる

事故もあるかもしれません。という考えで公開いたしますね。

100908-1.jpg

9月10日のイドゥルフィトリ(断食明け)時期にはバリ島で暮らしている多くの

ジャワからの人々が故郷(ジャワ)に帰ります。その資金を手っ取り早く盗んで作ろうと

する輩も多く、毎年窃盗事件が頻発しています。

お客様もくれぐれも車に貴重品を残したままにしない、ホテルでの貴重品の

扱いに気をつける、買い物途中、スリに注意するなどの自己防衛を心がけてください。

バリ島の日本総領事館について今月9日~13日の期間は断食明け大祭のため、

インドネシアの公的機関は休みとなり、日本総領事館も同期間休館となります。

日本人の方が旅券の盗難・紛失等が発生した場合、インドネシア入国

管理局から出国許可を取得する必要がありますが、上記期間はインドネシア

入国管理局での手続きを行うことができません。

このため、帰国は14日以降となってしまいます。

断食明け大祭の前で犯罪が増える時期ですが、最近、パンク盗や

置き引きの被害が続いており、旅券盗難も発生しています。

また、日本総領事館の代表電話(0361-227628)は休館日も含めて

24時間緊急事態に対応しています。緊急事態が発生した場合には

何時でもご連絡下さい。とのことです。

それから先日もお知らせしましたが、狂犬病についても注意がだされています。

総領事館からのお知らせを転記します

以下--------------------------------------------------------------------------------------

バリ島へ旅行される皆様へ(デング熱及び狂犬病に関する注意)

在ジャカルタ日本国総領事館

デング熱及び狂犬病に関する対策を心がけましょう!

インドネシアでは今週からイドゥルフィトゥリ(レバラン)の休暇に入るため、バリ島へ渡航される邦人の方も多いことが予想されますが、渡航される際には海外安全ホームページ(http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=002#header)で種々の情報を確認するほか、以下の点にも御留意ください。

1.デング熱

インドネシアの風土病の一つであり、従来からバリ島を含むインドネシア全域で患者が確認されています。バリ島では今年になって患者数が増加傾向にあり、既に例年の年間患者数(約6千人前後)を上回っています。

デング熱は季節によって患者数の増減はありますが通年発生が確認されています。現在はワクチンも治療薬もありませんので、バリ島へ渡航される際には蚊に刺されないよう防蚊対策をしっかり行ってください。(もちろん、バリ島以外の地域でもデング熱の発生が確認されているので同様の対策が必要です。)

(1)予防方法

● デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等は古タイヤの溝などのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多くみられることを念頭に置き、外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2〜3時間おきに塗布する。

● 室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。

● 規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。

● 突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。

(2)参考

デング熱の原因はウイルスで、蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に刺されて感染します。これらは早朝や夕方に活発(夜間に刺された事例もあります)で、屋外より家屋内で刺されるケースが多いようです。

典型的な症状としては、倦怠感、発熱、関節痛、頭痛、目の奥の痛みなどで、38度程度の熱が数日続き、その後発疹が出現します。一段落してからも数週間は肝機能障害や倦怠感が続きます。重症度は様々で、風邪程度で済むケースもあります。

2.狂犬病

バリ島では2008年11月に初めての患者が確認されて以降、現在でも引き続き発生しており、これまでバリ島における狂犬病での死亡者は70人を超えています。インドネシア政府やバリ州政府もバリ州における狂犬病撲滅のため、犬へのワクチン接種、野良犬の捕獲、ヒト用ワクチンの準備などの対策を行っています。

狂犬病は犬だけでなく猫やイタチ等の他の哺乳動物からも感染する可能性があるため、犬や猫などにむやみに手を出さないよう注意し、もし狂犬病のおそれのある動物に咬まれてしまった場合には、速やかに医療機関で受診して適切なワクチンを接種してください。(もちろん、バリ島以外の地域でも狂犬病が発生し、死亡者も確認されているので同様の対策が必要です。)

○参考

狂犬病〜もし、咬まれたらすぐに医療機関へ(2010年3月)

在ジャカルタ日本国総領事館

TEL 021−3192−4308

FAX 021−315−7156

大使館ホームページ:http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html

-----------------------------------------------------------------------以上

まあ、とにかくドメスティックのお客様でごったがえすバリ島が予想されますが

日本からの皆様も安全に楽しくご旅行が出来ますように!!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。