KODOMOプロジェクト

公開日 : 2010年11月28日
最終更新 :

10月下旬にジャワ(Java)島中部のムラピ(Merapi)山が噴火して大きな被害が

出ましたが、まだ噴火の恐れがあるとされています。まだ自宅に帰ることが出来ず

避難所で生活をしている人々もたくさんいます。

そんな中で子供達の生活の支援と精神的なケアのためのボランティアをしている

のがKODOMOプロジェクト

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KODOMOプロジェクトについて

じゃかるた新聞からの抜粋 2010年11月20のニュースから

以下転記ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いま送った写真から、劣悪な避難所の様子が想像できるだろうと思う。被災者は飲料水のダンボール箱に埋まるようにひしめき合っているんだ」。ジョクジャカルタに約十年滞在し、現在は日本を拠点に活動する造形作家、廣田緑さんは最近、自分のブログ(http://midoriart.exblog.jp/)で毎日、ムラピ山の被災地の様子を報告している。レポートはジョクジャで炊き出しなどに奔走する廣田さんの親友、チャハヨ・インダさんが送るメールを日本語訳したものだ。被災地や支援活動の様子を生き生きと伝えるブログは日本で共感を呼び、「大好きなジョクジャのために何かしたい」と思いを募らせていた人たちと被災地をつなげ、支援の輪を広げている。 

■ジャワ地震の経験生かす

 廣田さんとチャハヨさんは二〇〇六年の中部ジャワ震災のときもブログを中心に義援金を集める手法で「KODOMOプロジェクト」を成功させた。廣田さんが同様に現場での様子を毎日ブログに書き込み、報道や大手援助団体などにはない被災者や支援者一人一人の顔が見える報告が共感を呼び、日本人から約五百万円の義援金が集まった。活動を通して知り合ったカメラマン、チャハヨさんとと九カ月で、幼稚園を建設するなどの支援を行った。

 今年三月に活動拠点を日本に移した廣田さんは、先月、チャハヨさんからのメールで、ムラピ山の噴火で自分が住み慣れた町が再び大変な状況にあることを知らされた。

 仲間とボランティア隊を結成したチャハヨさんから毎日廣田さんに届くメールには、「二〇〇六年の地震以上に必要とするものは多い。地震では村が崩壊しようと畑ではまだコメやトウモロコシを収穫することができたが、火砕流で被災した村には戻ることはできず、日常生活に必要な設備、健康、周囲の植生すべてがなくなってしまった」「今もっとも必要なのは、毛布、寝具、温冷水の給水機。お湯がなく、多くの赤ん坊がミルクを飲めずにいる」と被災地の悲惨な状況が綴られていた。

 廣田さんは「日本にいる私に何ができるだろう」と悩みながら、このメールを日本語に翻訳し毎日、ブログにアップした。

 するとブログを見た人から「何か支援できないか」と問い合わせが相次いだ。「私が今できることはブログで最新情報を伝え、チャハヨたちの活動を支援してくれる人を集めることだ」と廣田さんは思い立ち、「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption」と支援活動を再始動することを決め、義援金を呼び掛け始めた。

 廣田さんのブログはツイッターなどを通じて人から人へ瞬く間に紹介され、「ジョクジャが大好きで心を痛めていた」「私も義援金を集める手伝いをしたい」「ツイッターを通じて活動を知りました」などと反響を集めている。

■邦人アーティストも参加

 二〇〇八年の日イ国交樹立五十周年記念文化事業「日本の芸術家来たる(KITA!!)」展で、ジョクジャなどに約一カ月滞在した日本のアーティストらからも義援金が届いた。

 やけどや風邪に耐え、被災地や避難所を駆け回るチャハヨさんは「日本の友達からのやさしい想いがどれだけこの地で意味を持っているかしれない」と感謝を伝えた。今後は子どもたちに絵を教えたりするトラウマ・ヒーリングをメインに活動していく方針という。

■「KODOMOプロジェクトMerapi Eruption 2010」

 ▽義援金の送り先は三菱東京UFJ銀行

 ▽藤ヶ丘支店(普)

 ▽0441439

 ▽廣田緑

■ルピアで送金する方は

 ▽宛名 Cahyo Inda Wahono

 ▽銀行名BCA

 ▽支店名Ahmad Dahlan Yogyakarta

 ▽口座番号1691754923▽電話(0274)886655

バリ島とは離れた場所で起こっていること。

なんとかお手伝いが出来ないものかと思います。

皆様の支援をお願いいたします。

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