釜戸
週末は田舎のテジャクラに帰りました。
地図で見ると一番てっぺんの北がテジャクラです。
観光のお客様も全く来ない、手つかずの田舎。ザ・イナカです。
以前は電化製品もほとんどありませんでしたが、ここ数年で冷蔵庫が
やや普及しました。10年前は冷えたビールを飲むにも一苦労。
コップに氷を入れられたこともありました。
昔懐かしい釜戸がまだ使われている実家です。
ほとんどの家は灯油を使ったコンポル・ミニャックや、LPGガスを取り替えて
使うコンポルガスが主流です。釜戸を使い続けている家は、田舎でさえ
少なくなってきました。
大勢が集まる儀式の時は、この釜戸が大活躍します。薪を燃やして
火を絶やさずに、一日中料理をしますが、三つの穴が開いていて
同時に三つの料理が出来るというわけです。
中央ではお米を炊いて、左では油を揚げ、右ではスープを作って、
という具合。
釜戸から立ち上がる煙で台所の天井は真っ黒です。
でも、お母さんはこの台所を取り壊してキレイにしようとはしません。
真っ黒なススが歴史と想い出だからなんですって。
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