テジャクラとのなれそめ

公開日 : 2011年10月30日
最終更新 :

ワタシとバリ島、そしてテジャクラとのことをちょっと書いておこうと思います。

ワタシがバリ島に最初に来たのは、確か1997年頃だったと思います。

なんて居心地が良いんだろう、いるだけで嬉しくなってしまう〜と

強く思った事を覚えています。もちろん旅行で気分がハイになっていた

のかもしれませんが、バリ島にいると自分が自分らしい気がしたのでした。

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夫は旅行会社の日本語のガイドで、知り合いました。

あるとき彼の故郷であるテジャクラで行われる、彼のスサンギという儀式に

参加させてもらうチャンスがありました。

その頃はワタシは仕事をしても、今ひとつしっくりこない。何を求めているのか

なにをしたらいいのかなどがボンヤリとしていて、今思えばかなり空回りを

していたと思います。自分が一生懸命になればなるほど関わる人に迷惑も

かけていた気もします。

そして彼の儀式ですが、驚きました。なにからなにまで手作り。家族や親戚が

大勢集まって儀式を作り上げている。家の会場作りから始まり、女性のお供え作りや、

男性の料理、それらの作業を協力し合って、しかもなんだか楽しそうにこなして

いる姿にハッとしてしまったのです。ワタシが求めていたのはこういうことかも?

一言で表現すると

夫の家族に惚れた、と言う事かもしれません。

なんだか一気に目が覚めたような感覚でした。

それから急展開で夫と結婚することになったのですが、あの儀式に参加出来た

ことがきっかけであることは間違いありません。田舎の親戚達はとても優しく

温かく、いつでもワタシを迎えてくれます。

田舎に帰ると夫は会う人、会う人にやぁ、やぁと声をかけて挨拶したり、冗談を

言ったりしています。村中の人が知り合いなんじゃないの?というくらい。

ワタシにとってのバリ島は田舎のテジャクラのイメージがまず最初に頭に浮かびます。

とってもとっても田舎で、昔ながらの生活が残っています。

あくせくとしている自分が恥ずかしくなるほど、のんびりとした時間が流れています。

田舎の人たちは心が豊かなんだな、と思う事もしょっちゅうあります。

なにもお金を稼ぐ事だけが立派なことじゃないし、お金をかけなくたってこんなに

楽しく心豊かな暮らしも出来るんだ、と気がつきます。

そんなわけで、語りたい事はもっともっといっぱいありますが、ワタシが心底

大切に思っている田舎テジャクラを皆様に紹介したいと思いますし、

皆様にテジャクラ田舎体験をぜひともしてもらいたいと思っています。

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