郵便局の現状/届くだけまし!

公開日 : 2012年09月18日
最終更新 :

何年暮らしていても、まだまだ油断出来ないインドネシア事情。

今日は郵便局について

まず見てください。この写真。郵便局の内部の仕分けの現場です。

これでよく荷物がなくならないと思いますよね。扱いも雑です。

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日本の家族から荷物を送ってもらいましたが、ずいぶんと届かないので

番号を確認した上で郵便局に直接出向きました。

荷物には巡り会ったのですが、なんか別な札が付いていて、下っ端の

現場の職員が「この荷物、17万ルピア別途かかるよ。」と言います。

「50ドル以上は税金がかかるんだよ。」

「そんなわけないでしょ?荷物の内容は使い古しだし、伝票に中身の

金額は40円って書いてあるじゃない。40円って5000ルピアでしょ?」

いや、俺じゃなくて、上司が書類をつけたんだよね・・・と歯切れが悪い返事。

ハハーーンと来ましたね。じゃ、交渉するからと言うとカスタマーサービスへと

案内をされました。

カスタマーサービスにいた男性3名。机に向かっていた男性に事情を

説明すると「いや、払うだけでいいから」はぁー?でも、払う根拠がないでしょ?

と食い下がって説明しました。

「ほら、食品は別にお金かかるし」「入ってません」

「重さに対する追加料金」「日本ですでに払っているでしょ?」

もう、言っている事がいい加減。

ようやく奥に座っている、ちょっと偉いオジサンが声をかけてきました。

「どうしましたか?」

かくかくしかじか・・・。「バヤール・アジャ、ブ!」やっぱり払うだけでいいからだって。

「絶対、いや!!!」もー、今日は絶対戦います。

でもね、怒るとダメなんです。こういう時は冗談を交えながら親しくなって

こちらに有利になるように空気を変えるべし。

幸い、そのおっちゃんの故郷が夫と同じと分かり、ここからは知っている限りの

バリ語も動員して、笑いもとりながら会話を進めます。

何度か、下っ端が「払っちゃいなよ。それともディスカウントしてあげようか?」

なんて言っても拒否。ワタシってもうインドネシア国籍なんだよねー。

長く暮らしているんだから、いろいろわかっているのよ、とアピール。

極めつけは田舎のバリ語の表現で「絶対、いや!」と言ったら、

笑っておっちゃんが無料にしてくれるサインをしてくれました。

40円を$40とわざと偽るなんて、やっぱり無理でしょ?

しかし、不正がわかっても、ずうずうしく押し通そうとするのが正規の職員ですよ?

訂正書類を持って荷物現場に戻り、ガッツポーズ。

荷物係の下っ端が驚き顔で「よく交渉したね〜。カワイイと得するね」だって。

カワイイ(チャンティック)と言われて嬉しいけど、そういう問題じゃないだろ!

ザ・インドネシアですよね。

いくら滞在が長くたって、慣れたって、やっぱり気を引き締めないと

油断ならないという話でした。

情報提供 by スカスカ・バリ

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