バリ島ニワトリ事情
バリ島ではニワトリも放し飼い。観光途中で母鶏とヒヨコが数匹
ピヨピヨとあたりを散歩している姿を見る事が出るでしょう。
最初は「あ!ニワトリ!」と喜んでいたお客様も、何日かするとすっかり
当たり前のニワトリ出現に慣れてしまいます。
放し飼いのニワトリではなくて、道路脇にたまに篭に入れられている
ニワトリがいます。それは闘鶏用のニワトリです。
パチンコも競馬もないバリ島、男性達の唯一の趣味かもしれません。
現在はお祭りの後の余興としては認められていますが、闘鶏は賭け事なので
公には禁止されており、闘鶏をしている現場を見学するのは難しいかもしれません。
闘鶏用のにわとりは餌も特別、強くなるように栄養ドリンクまで飲ませている
人もいるのだとか。戦いの場ではニワトリの足に弓なりの小さなナイフが
つけられます。負けたニワトリはその場で殺されます。なんとも可哀想。
殺されたニワトリはもちろん、食されるのですが固く身が引き締まっていて
噛み切るのが大変なほどです。妊婦さんは闘鶏で負けたニワトリは食べては
いけないと言われています。なぜなら闘鶏の時に使われるナイフには
痺れる毒が塗られているから、ということでした。ちょっと怖い。
それを聞いてからは、ワタシも闘鶏で負けたニワトリは食べないようにしています。
バリ島ではニワトリは「アヤム」とインドネシア語で呼ばれますが、アヤム料理は
とても種類が豊富ですし、現地の人もアヤム料理をよく食べます。
使われるのはブロイラーですが、それでもジューシーで日本の鶏肉よりも
美味しいのではないかと思っています。地鶏のアヤム・カンプン(カンプン=田舎)も
小さめで身が締まっていて美味しいですが、若干お値段が高めです。
美味しいと評判のアヤム・バカールの店では地鶏を使っていることが多いです。
ところで、皆さんはニワトリを捌く事が出来ますか?
もちろんワタシも無理なのですが、バリ島の人々はお供え等でも使うこともありますが
生きたニワトリをしめて、上手に調理します。それは出来なければ一人前ではない、
くらいにほとんどの大人の男性はニワトリの処理が出来ます。
生き物を殺して、その肉をありがたく頂くという基本的な事を体験出来ますよ。
バリ島で自然学習、いかがでしょうか?
情報提供 by スカスカ・バリ
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