バリ島ニワトリ事情

公開日 : 2013年03月19日
最終更新 :

バリ島ではニワトリも放し飼い。観光途中で母鶏とヒヨコが数匹

ピヨピヨとあたりを散歩している姿を見る事が出るでしょう。

最初は「あ!ニワトリ!」と喜んでいたお客様も、何日かするとすっかり

当たり前のニワトリ出現に慣れてしまいます。

放し飼いのニワトリではなくて、道路脇にたまに篭に入れられている

ニワトリがいます。それは闘鶏用のニワトリです。

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パチンコも競馬もないバリ島、男性達の唯一の趣味かもしれません。

現在はお祭りの後の余興としては認められていますが、闘鶏は賭け事なので

公には禁止されており、闘鶏をしている現場を見学するのは難しいかもしれません。

闘鶏用のにわとりは餌も特別、強くなるように栄養ドリンクまで飲ませている

人もいるのだとか。戦いの場ではニワトリの足に弓なりの小さなナイフが

つけられます。負けたニワトリはその場で殺されます。なんとも可哀想。

殺されたニワトリはもちろん、食されるのですが固く身が引き締まっていて

噛み切るのが大変なほどです。妊婦さんは闘鶏で負けたニワトリは食べては

いけないと言われています。なぜなら闘鶏の時に使われるナイフには

痺れる毒が塗られているから、ということでした。ちょっと怖い。

それを聞いてからは、ワタシも闘鶏で負けたニワトリは食べないようにしています。

バリ島ではニワトリは「アヤム」とインドネシア語で呼ばれますが、アヤム料理は

とても種類が豊富ですし、現地の人もアヤム料理をよく食べます。

使われるのはブロイラーですが、それでもジューシーで日本の鶏肉よりも

美味しいのではないかと思っています。地鶏のアヤム・カンプン(カンプン=田舎)も

小さめで身が締まっていて美味しいですが、若干お値段が高めです。

美味しいと評判のアヤム・バカールの店では地鶏を使っていることが多いです。

ところで、皆さんはニワトリを捌く事が出来ますか?

もちろんワタシも無理なのですが、バリ島の人々はお供え等でも使うこともありますが

生きたニワトリをしめて、上手に調理します。それは出来なければ一人前ではない、

くらいにほとんどの大人の男性はニワトリの処理が出来ます。

生き物を殺して、その肉をありがたく頂くという基本的な事を体験出来ますよ。

バリ島で自然学習、いかがでしょうか?

情報提供 by スカスカ・バリ

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