ガルンガン祭り当日
本日はガルンガン祭り。
本来は田舎テジャクラのサンガッ(家族お寺)や田舎の三大お寺を
参拝するのが習わしですが、今回はデンパサールの自宅でのお祈りです。
いつもは親戚にお供えを作ってもらうのですが、あいにく誰もいなくて
やむなく市場でお供え、飾付け一式を買う事になりました。
すべて10万ルピアだったそうです。
ワタシが外国人ということで、あぐらをかいた結果ですが、バリ人の家でも
お供えやペンジョールを買って済ます家庭も増えて来ているのだとか。
やはり時代の流れでしょうか?
家を所有しているバリ人家庭は、家の各所にお供えを捧げなければなりません。
重要なサンガッ(家族お寺)、ジュルグデ(敷地の神様)、の他、我が家では
水回り、火周り、車、オートバイ、子供のアリアリを埋めた場所、など計14カ所に
お供えをあげます。
お寺を参拝する時は、必ず女性はクバヤ、男性はサファリなどの式服を
着用しなくてはなりませんが、自宅の場合は、夫以外はワタシはサロンと
スレンダン(腰巻き)、子供達はスレンダン(腰巻き)だけの格好です。
外国人でも最低、サロン、スレンダンで身支度を整えると公式の場でも
お祈りの参加出来る事もあります。
サンガッにてお祈り。
身を清めてから、線香をつけ、捧げる花を用意して祈ります。
手順はそれぞれですが、ワタシの場合、まずは花を持たずに祈り、
花をもって三回祈り、最後にまた花を持たずに一回祈ります。
額のちょっと上に花を掲げ、背筋をピッと伸ばして祈ると形よい姿になりますヨ。
全ての祈りが終わったら、終わりの挨拶。
オーム シャンテイー シャンティー シャンティー オーム。
長年、バリ島で暮らしているワタシでも、ちゃんと祈りの手順を把握して出来て
おりません。もし、日本からのお客様で、こうした祈りの場面に参加するチャンスが
あったら、周囲の人の手順を真似るだけでも大丈夫。
祈りの言葉も自由です。無心でいるだけ、家族を思ったり、平和を願ったり。
なぜか、祈りの時間の後は、心がスッキリしたような気持ちになります。
情報提供 by スカスカ・バリ
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