車を購入したらまず儀式
バリ島のヒンドゥー教の人々は、宗教の慣習に基づく様々な儀式を執り行います。
家を引っ越す時や、改装するときもちゃんと、そのための儀式を作ります。
家電を購入したくらいでは、儀式は行いませんが、オートバイや車は必ず
家に納入時に儀式を行います。
家に納品する日も、鉄（車）を迎えるにあたって、縁起の良い日を選びます。
日本だとそんなに縁起をかつぐ事はないじゃないか、と思ってしまうかもしれませんが、
この仕来りを破ると、事故にあったりすると本気で信じていますし、実際そうなるから
不思議です。神様に報告というか、許しを得るというか、そんな意味合いも含まれて
いるのかもしれません。
田舎からお坊さんを呼んで、大量のお供えを捧げて、車を清める儀式を行いました。
この儀式をちゃんと行わないと、車を使う事は出来ません。
もちろん、バリ人でも宗教的な作法を守らない人もいるかもしれませんが、夫の
家族、親戚は敬虔なので、しきたりをちゃんと守ります。
おかげでワタシも家族も事故もなく、病気も無く、健康で過ごす事が出来ていると思います。
バリ島の神様に守られている感覚。
うまく言葉では言い表す事は出来ませんが、なんとなくそのように思うことはあります。
旅行でバリ島にいらした方で、バリ島がとても気に入った人と、大嫌いになってしまう人と
いらっしゃいますがこれは神様に選ばれている、あるいは試されているのではないかと
思ってしまう事があります。バリ島の波長があう人は、とことんバリ島にシンクロ出来る感じ。
逆にあわない人はトラブル続き。バリ島の神様って時々、いたずら好きだなぁ・・・と。
バリの人々が大切にしている宗教を、お客さんであるワタシ達も素直に認める、ということが
出来れば、まずは神様もいたずらは仕掛けてこないと思います。
情報提供 by スカスカ・バリ
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