明日は丸焼きにされるブタ
田舎の結婚式があり、結婚式前日の準備の日に参加しました。
新婦を新婦の実家まで迎えに行き、その後新郎の実家にて儀式が執り行われます。
その際、ブタの丸焼きを神様に供物として捧げますが、男衆が総出でブタを殺し、
処理をして丸焼きを作ります。
買ってきたブタの足を縛って明日まで放置。
足を縛られるだけでもブタは絶命するような悲鳴をあげるんです。
日本ではスーパーですでに切り分けられたパッケージのお肉を買いますから、
ブタを殺す場面はまず見る事はありません。バリ島に来て最初にブタを殺す場面を
目撃したときは、あまりの衝撃の場面にショックを受けました。
生き物を殺すってこういうことなんだ・・と実感。
命を奪って、その肉を食べる。感謝して、心して無駄にしないようにしなくては
今までの価値観がひっくり返るような経験でした。
バリ島の子供達は小さいときからそれを見て育ちます。
バリ人にとっては、当たり前の通過儀式のようなもの。
バーチャルではなくて、しっかりと現実を受け止める事も大切だと思います。
情報提供 by スカスカ・バリ
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