本当は好きなくせに!ジョゲック
先週の週末、夫(バリ人)の田舎のイベントがあると聞いて出かけて来ました。
テジャクラという北部の村ですが、南部に暮らす有志が集まって、資金をつくり
病気の時や企業のときに資金を融資したりするのだそうです。
テジャクラ出身の青年によるコンサート。
偉い人のスピーチやら、運営スタッフの報告やらで、中盤は飽きる事もありましたが、
同じ村の出身者が集まり、親戚も多く出席していたので、おしゃべりをしながらの観賞。
イベントの終わりには、ジョゲット・ブンブンが企画されました。
観光客が見るステージでも最後にお客さんと踊り子さんが一緒に踊る催しとして
知られていますが、村で行われるジョゲット・ブンブンはいささか趣が異なります。
踊り子さんがセクシーに腰を振り、誘われた男性が踊りながらあからさまに応じて
観客は大笑い。夜の結婚式のイベントなどで開催されますが、明らかに夜の営み
ギリギリの腰つきで、いささか破廉恥な醜態が繰り広げられます。
今回は、昼間の真面目な席でしたので、セクシーな雰囲気はなし。
誘われた男性は、逃げ回り、無理矢理ステージに引っ張られるという様子でした。
でも、目立ちたがり屋さんはいるもので、嫌だと断る振りをして、実際に踊り始めると
自慢げで自信満々なご様子。大衆の面前では一応恥ずかしい振りをするものの、
実は踊りたくてしょうがないという感じがバレています。
この辺りはお約束のことらしく、見ている人も、見知っている人の反応を見て
笑っています。
いかに笑いを提供出来るのかも、バリ人の特技の一つのようです。
ただし、やりすぎると「あいつは目立ちたがりだ!」と思われるので加減も難しい?
機会があったら、ジョゲット・ブンブンに参加してみてくださいね。
情報提供 by スカスカ・バリ
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