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タイ/バンコク特派員ブログ サカモトヨウコ

タイ・バンコク特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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タイを代表するお祭りの一つロイクラトーンは、毎年、陰暦12月の満月の夜、西洋暦では11月頃にタイ全土で開催。クラトーン(灯篭)をローイ(川に浮かべる)という伝統行事で、水に灯篭を浮かべ、川の女神コンカーに農業の感謝と祈りを捧げるとともに、自らの厄を流します。


チェンマイやスコータイなどの地方都市が有名ですが、今回は、バンコクの様子をレポートします。




ベンジャシリ公園


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BTSプロンポン駅下車すぐのベンジャシリ公園は、周辺に住む外国人在住者が多く訪れる場所。
来場者は、日本人や西洋人の家族連れが半数以上で、子供たちの多くはタイの伝統衣装を着ていました。レジャーシートを持ち込み、ナイトピクニックを楽しむ人が多いのも特徴。



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公園の前〜アソーク方面のスクンビット通り沿いの道端では、灯篭を販売する露店がひしめき合います。




BTSモーチット駅前の公園

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チャトチャック市場があるBTSモーチット駅を降りてすぐ目の前の公園は、地元の学生や20代が多く訪れる場所。また、ロイクラトーンは現地では日本のクリスマスイブとバレンタインデーを合わせたような、カップル向けのイベントという側面もあり、カップルで楽しむ人もたくさん。公園内は特別な装飾などはされておらず、普段着のまま気軽に訪れたいローカルな雰囲気。


ワット・サケート(Wat Saket)

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旧市街地にあるワット・サケートは、アユタヤ王朝時代からある歴史ある寺院。300段以上の階段を登った地上約80mにそびえる仏塔は、街のシンボルです。ロイクラトーンの日は、通常7時のところ深夜12時まで開いており、多くの参拝者がお祈りに訪れます。
RoyKratong18_5259.jpg ここでは、赤い布に願い事を書き込んだり、仏塔の周りを廻ってお祈りをします。地上よりも澄んだ空気が心地よく、見晴らしも良いので、個人的にお気に入りのスポット。
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例年、ロイクラトーンの時期になると寺院の周辺に縁日が広がることで知られているのですが、残念ながら今年はなし。来年は通常通り縁日がでる予定だそう。



どこで、どんな灯篭を流す?


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毎年、色んな色んな種類のものが売られているので、どんなタイプにしようか悩むところ……。年によってトレンドがあ理、今年多かったのは、バナナの木の幹を利用したものや、竹で装飾した、環境に配慮したタイプの灯篭。昨年辺りまではパンでできた溶けてゴミにならないタイプのものも多かったのですが、腐敗して水質に悪影響を及ぼすということで、今年は下火に。魚の餌で作られたものもあります。お値段はサイズや装飾にもよりますが、ひとつ35〜120Bほど。

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左:Ninさんカップル 右:Poyちゃん @ベンジャシリ公園


チャオプラヤ川はもちろん、センセープ運河など、川辺にある寺院はどこも地元の人が灯篭を流しにやってきています。公園の池は灯篭が流れず、どんどん溜まっていくだけので、遅い時間に行くと風情が半減。一方、川だと灯篭が流れるものの、10mも流れないうちに、川の中にいる人が灯篭を回収することも!?


バンコク市内でロイクラトーンが楽しめる場所


以下、観光客にも訪れやすいスポットをご紹介します。


公園
ルンピニ公園(Lumpini Park)
ベンジャキティ公園(Benjakiti Park)


船着場
・プラアティット船着場(Phra Athit)
・マハラート船着場(Maharaj Lifestyle Mall)


川沿いの商業施設
・アジアティーク(Asiatique The Riverfront)
・アイコンサイアム(icon siam)


川沿いのホテル
・アナントラ・リバーサイド(Anantara Riverside Bangkok)
・マンダリン・オリエンタル(Mandarin Oriental Bangkok)
・ロイヤル・オーキッド・シェラトン(Royal Orchid Sheraton Hotel)
・シャングリラ (Shangri La Hotel Bangkok) 



また、この日のディナークルーズは満席になることも多いので、お早めに。その他、多くのバーでも簡易プールを設置してロイクラトーンができるようになっています。
2018年11月23日


2018年のキンジェー(菜食期間)がスタート


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今年も菜食期間「キンジェー(กินเจ)」ことベジタリアンフェスティバルが始まりました!2018年は10月9日〜10月17日の期間。


「キンジェー」は観音信仰の中華系仏教徒の習慣で、この期間の間、肉、卵、魚などの動物性食品、ニンニク、ニラ、ネギなどの匂いのきつい野菜、アルコール類の摂取を避け、身を清めます。


期間中、特に中華系タイ人が多いバンコクでは、至る所でジェー(菜食)を表す「齋」の文字が書かれた黄色いマークを見かけます。肉や魚を扱う食堂や屋台のなかには休業するお店も一部ありますが、肉・魚を大豆を加工した代替タンパク質に置き換えたタイ版の精進料理のようなものが、至る所で味わうことができます。きのこ類を使った食品も多いのも特徴。



キンジェーで盛り上がるヤワラート(中華街)


すでに多くのタイ人に浸透しているキンジェーの習慣ですが、中華系の行事のため、一番盛り上がるのはやっぱり中華街のヤワラート通り。ワット・トライミット近くの中華門を起点に、ヤワラート通りの一角の100数十メートルほどの両側にベジタリアン料理やデザートを販売する屋台が軒を連ねます。

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旧正月ほどの規模ではありませんが、獅子舞が練り歩き、お祭りモードに。屋台で売られているジェー料理は、慣れ親しんだ料理がいつも少しだけ違う食感で味わえるので、グルメとしても十分楽しめます。


大豆ミート。ポークの見た目がリアル! vegetarianfes18_0530.jpg vegetarianfes18_0531.jpg

ガパオ(バジル炒め)やトートマン・プラー(魚のつみれ揚げ)といった料理も、もちろんジェー仕様。ただし、ジェー料理は味付けが濃かったり、揚げ物を多用しており、通常のものより格段にヘルシーという訳ではありませんので、食べ過ぎにはご注意ください。 vegetarianfes18_0488.jpgvegetarianfes18_0537.jpgvegetarianfes18_0533.jpg

お供え用の豚の頭も、こんな風に。 vegetarianfes18_0541.jpg

プラム味のソフトクリームといったものから、伝統的なハーブジュースまで。普段はあまり目にしないデザートも多く販売されており、甘党な方にもおすすめです。 vegetarianfes18_0490.jpg vegetarianfes18_0527.jpg


どこでも買えるジェー料理


ジェーのマークが付いた料理は、屋台や食堂、レストランだけでなく、セブンイレブンやスーパーマーケットでも買うことができます。きのこパスタといった冷凍食品や、ジェー仕様のインスタントラーメンといった期間限定品の他に、豆乳や動物性タンパク質を含まないデザート類にもジェーの印が付けられます。


私のこの時期の楽しみは、かぼちゃや黒ごまペースト入りのパンや、伝統的なタイ・中国のデザート。また、台湾などの中華圏でも見かけますが、「齋」マークのある月餅などの中華焼き菓子は、ラードを使用した通常のものよりもさっぱりとして癖がなく、和菓子のように食べやすくオススメです。



期間中にタイに滞在される方は、ぜひこの時期ならではのジェー料理を試してみてください。
2018年10月11日
ストリートアートが集まるエリアHua Chang


StreetArtBKK__DSC5789.jpg バンコクでは下町のあちこちでグラフィティーを見ることができますが、なかでもセンセープ運河Hua Chang船着場周辺は、至る所の壁がストリートグラフィティーで埋め尽くされていることで知られているエリア。その一角にある公園Chalerm La Park(Sapan Hua Chang)は、有名なアーティストによる作品が多く見られる場所。BTSサイアム駅からラチャティーウィー駅に向かう際に、進行方向の右手に見える、ど派手な空き地。乗車中に目にしたことがある方も多いはず!



バンコク最大のグラフィティーイベント


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先週末、ここで開催されたのがバンコク最大のグラフィティーイベント「Meeting of Style 2018」(以下、MOSBKK 2018)。タイを中心に、国内外のアーティストが80名ほど参加し、この広い敷地の壁画のほとんどが一新されました。


おなじみのRukkit,Bonus,AlexFaceといった、ストリートアートの枠を超えて活躍するアーティストから、新鋭アーティスト、台湾、ミャンマー、ベトナムなどの海外からも参加。主催するのは、グラフィティー関連のイベントのオーガナイズやWebを作るSpray Brush。グラフィティーは許可を取らず違法に行われるものが多い中、こちらはコミュニティーの発展にも役立つイベントということで、正式に地元の区の許可を得ているそう。


コンセプトは”BANGKOK CITY”。ムエタイやタイのお菓子など、タイらしい作品がたくさん見られます。



会場の様子


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こちらは、後ろのムエタイをするタイガーの作品を描いたアーティストPAKORN。

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一部、以前のものもそのまま残っています。
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とってもフォトジェニックなので、学生など、カメラ片手に訪れている人がたくさん。天気にもよりますが、8月8日ごろには全ての作品が完成し、見頃となります。作品は、次に塗り替えられるまで見ることができます。



MBK前の美術館BACC(Bangkok Art and Culture Center)からも歩いて数分の立地。入場無料で、どなたでも気軽に入ることができるので、アート好きな方はもちろん、フォトジェニックな場所をお探しの方もぜひどうぞ。



イベント詳細:
Meeting of Style 2018 (MOS BKK 2018)
https://www.facebook.com/MOSThailand2014/

Spray Brush
http://sprayxbrush.com/



会場:Chalerm La Park



入場料:無料




2018年8月 7日
2018年7月 3日
2018年6月29日
2018年6月 5日
2018年5月14日
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  • 特派員プロフィール
  • バンコク特派員

    バンコク特派員
    サカモトヨウコ
    フォトグラファー。2001年、学生時代に初めて訪れたタイに魅了されて定期的に通ううちに、次第にバンコクが拠点になり早10年。ユースカルチャー、アート、音楽、最先端のトレンドなどにアンテナを張っており、カルチャー系webサイトなどにも寄稿中。旅と猫とお茶が好き。趣味はギャラリー巡りとタイ料理作り。写真と連絡先はこちらDISQUS ID @disqus_xVyN9rCjRC

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